「Apple Watch」で体温が測れないワケ。次世代モデル「Series 8」は測定できる?

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Appleが2022年中にリリースする見込みの「Apple Watch Series 8」には、初めて体温測定機能が搭載されると噂されています。これについて、Series 7で搭載されなかった理由を著名アナリストのミンチー・クオ氏が説明しています。

*Category:テクノロジー Technology|*Source:

体温測定機能が「Apple Watch Series 7」では搭載が見送られた理由とは?


「Apple Watch Series 8」では、フィットネストラッキングセンサーなど様々な機能の搭載が噂されており、体温測定機能も候補の1つでした。

クオ氏の新しいツイートによれば、同機能がSeries 7に早く搭載されなかったのは「ソフトウェアの問題」とのこと。

Appleは昨年のEVTステージに入る前にアルゴリズムが適格でなかったため、Apple Watch 7の体温計測をキャンセルしました。Apple Watch 8は、量産前のアルゴリズムがAppleの高い要求を満たすことができれば、下半期に体温測定が可能になると思います。

「Apple Watch」で体温が測ることが難しい理由は単純なものです。クオ氏は「正確な体温測定を実現するための課題は、皮膚の温度が外的要因によってすぐに変化することです」と指摘しました。

精密な体温計測を実現するための課題は、外部環境によって皮膚温がすぐに変化してしまうことです。スマートウォッチではハードウェア的に体幹温度測定に対応できないため、優れたアルゴリズムとの連携が必要です。

Appleが苦戦しているのは主にこの部分のようです。クオ氏は、「Appleは昨年のEVT段階に入る前にアルゴリズムが適格でなかったため、Apple Watch 7の体温計測をキャンセルした」と主張しています。

EVTはエンジニアリング・バリデーション・テスト(Engineering Validation Testing)の略で、生産前にハードウェアの機能を試験する段階です。


同氏は「Series 7」では逃したものの、「アルゴリズムが量産前にAppleの高い要求を満たすことができれば、2022年のApple Watch 8は体温を測ることができると信じている」と付け加えています。

クオ氏は「Samsungもこの課題に直面している」と指摘しており、Appleだけがこの問題に取り組んでいるわけではないことを示唆。同モデルのライバルである「Galaxy Watch 5」は、アルゴリズムの問題により、この機能を見逃す可能性があるとクオ氏は予測しています。

「Apple Watch Series 8」はその他にも、大きなデザインの変更などが噂されています。現行モデルのSeries 7にほとんど変更がなかっただけに、今年のモデルには期待したいところです。

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