2万円もする「Apple Pencil」には相応の価値があるのか?

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iPadと「Apple Pencil」を適切なアプリで利用すれば、まるで本物のペンを利用しているような感覚になります。しかし、iPadで使えるタッチペンは、Apple pencilだけではありません。

そこでApple Pencilが、他のペンよりも優れているのかを、海外YouTubeチャンネル「Mac Address」がレビューを交えて解説しています。




*Category:テクノロジー Technology|*Source:Mac Address,Apple

Apple Pencilと他社タッチペンの違いとは?


Apple Pencilは、安くありません。価格は、130ドル(19,880円)もします。Apple Pencilの価格は、ベースモデルのiPadの価格のほぼ3分の1です。

そこで、他の安価なタッチペンとApple Pencilをプロのアーティストに比較してもらいました。

デジタル・アーティストをしているユーザーは、初めてiPadで絵を描いたとき、圧倒されたようです。

iPadにはたくさんの機能があります。ただ、デジタルペインティングに慣れている人ならすぐに使いこなすことができます。そして、Apple Pencilの登場により、さらに絵が描きやすくなったようです。

そこで、Apple Pencilと比較する安価なタッチペンを4つ準備しました。タッチペンの重要な要素は、傾きを正確に認識できるかどうかということです。

今回、Apple Pencilと比較するものは、iPad用のアクティブスタイラスとして最初に発売された「ロジクールクレヨン」70ドル(約9,000円)と、2つのボタンを備えている「Adonit Note+」70ドル(約9,000円)と、パッシブ型静電容量方式を採用している「Zagg Proスタイラス」70ドル(約9,000円)と、Amazonで30ドル(約4,000円)で販売されているペンの4つです。


比較するプロのアーティストは普段、Wacom CintiqとiPadとApple Pencilを利用しています。また「Photoshop」や「Procreate」というソフトを多用しています。

iPadの用途は、主にスケッチや線画のような作業に使っています。インクを塗るときは、実際の紙の上でペンを使っているような感覚になるとのことです。

Apple Pencilの魅力は、描いたときの反応が速く、正確な傾きと筆圧を感知できることです。

静電容量方式のスクリーンに触れると、操作がデジタル化されデバイスに認識されます。その際、正確な位置が記録されます。

しかし、アクティブスタイラスは、自らエネルギーを送ります。そのため、充電が必要なのです。そして、ペン先しか認識させないパームリジェクションの仕組みもこの技術を利用しています。

今回は、4つのタッチペンを「Procreate」で試します。

では「ロジクールクレヨン」を使用してみます。


ロジクールクレヨンは、Apple Pencilと比べると、感度はあまり良くないようです。また、回転させたりすると、線がガタガタしてしまいます。

ただ、使えないことはないとのことです。ロジクールクレヨンを利用して、絵なども問題無く描けます。

しかし、今回比較するペンは、筆圧を感知できません。この機能が無いことは、プロのアーティストにとっては心配な点です。

なぜなら、絵を描くには、ペンを動かす速度、ペンの傾き、そして筆圧の感知が、とても重要だからです。

続いて「Adonit Note+」を試してみます。


Adonit Note+の傾斜感度は非常によく、Apple pencilと違いは感じられません。

タッチペンは2つの信号をiPadのスクリーンに出力し、iPadはその信号からペンの角度の深さを計算することができます。

筆圧を感知できなくても、問題無く絵を描くことができます。ただ、描くときに工夫が必要だそうです。

Adonit Note+の先端のチップは、Apple pencilよりも良い描き心地だそうです。

続いて「Zagg Proスタイラス」を試してみます。


このペンには、筆圧感知機能があります。しかし、全てのアプリやソフトで利用できるわけではありません。

今回使用している「Procreate」には、対応していません。やはり、筆圧感知機能が無いと描きにくいようです。


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