GoogleがiPad対抗モデル「Pixel Tablet Pro」を開発中、カメラ強化&スタイラス対応で〝クリエイター向け〟との噂

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2023年発表がすでに明かされ、その全貌が明らかになりつつあるGoogle純正タブレット「Pixel Tablet」。さらに、Googleはその上位モデル「Pixel Tablet Pro」も開発していると、テック系メディア「9to5Google」が指摘しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:9to5Google(1) ,(2) ,Android Developers ,Lets Go Digital

目次

Googleが上位モデル「Pixel Tablet」を開発する理由


Googleは10月、2023年に「Pixel Tablet」をリリースすることを発表しました。先日には、プロトタイプがネット上で非公式に販売されていることもリークされています。

これまでのGoogleの発表では、タブレットのあり方や日常生活での役割についての複数の新しいビジョンが明かされてきました。Googleはタブレット端末が使用されない時間が多いことに着目し、「Pixel Tablet」をスピーカー付きドックに置くことで、Nest Hubのようなスマートディスプレイの用途も果たすようにしています。

これは、エンタメ消費端末とスマートホームの制御を目的とした、より手頃な価格のPixel Tabletの使い方としては理にかなっています。しかし「9to5Google」は、これとは異なる上位モデル「Pixel Tablet Pro」の兆候も多数あることを指摘しています。


同メディアの以前のリークでは、「Pixel Tablet」は「tangor」というコードネームで開発中されており、さらには「tangorpro」が存在していることが明らかになっていました。さらに、新しいAndroid 13 Betaでは「tangor」は「t6」に短縮され、加えて「t6pro」への言及が含まれていることも確認されています。

「Pro」という呼称から、Googleは再び、通常の仕事に使えるクリエイティブなタブレットを作ろうとしているのだと考えられます。これは、Androidタブレットの将来に対するGoogleの2つ目の戦略につながります。

この2つ目の戦略は、エンタメ消費端末ではなく、よりクリエイティブな作業を目的としたタブレットを指します。Googleのタブレット担当CTOであるリッチ・マイナー氏は、スタイラスペンの使用により、全く新しいアプリや体験ができるクリエイティブなAndroidタブレットというビジョンを共有しました。

タブレット端末は、消費するだけでなく、創造性や生産性を高めるために使われるようになり、それをサポートするための画面やデバイスが必要とされ始めたのだと考えています。

(中略)タブレットが本当に人々の創造性と生産性を高めるための新しいデバイスになるとしたら、どんな新しいアプリが、スタイラスを使って物事を行う人々の利点を生かせるでしょうか?ノートパソコンにはない機動性をタブレットで実現するためにはどうしたらいいのでしょうか。

Googleはすでに「Pixel Tablet」がUSI規格(Chrome OS対応)のペンを、Androidデバイスとして初めてサポートすることを発表していました。「9to5Google」はこの機能が、より高い生産性を求められるProモデル向きの機能だと示唆しています。

また、同メディアの以前のリークでは、通常モデルと「Pixel Tablet Pro」は違うカメラセンサーを搭載するとされていました。これらのことから、「Pixel Tablet Pro」は通常モデルに比べ、iPadに対抗するような「よりクリエイティブな用途に適したタブレット」として位置づけられそうです。


この「Pixel Tablet Pro」についての情報はあくまでリークの段階であり、実際にいつ登場するのか、また、どの程度の価格になるのかは不明です。しかしGoogleがAndroidに「デスクトップモード」などといった機能を追加しようとしていることからも、今後より生産性を重視したAndroidタブレット端末が登場してくることは間違いなさそうです。

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