DJI「Mavic 3 Pro」を飛ばしてみた
産業用モデルを除くと、現行最大のモデルとなるためとても安定した飛行が可能。高速で移動させてもスムーズですし、多少の横風にはビクともしません。例えるならSUV車のような、安定感やタフさを感じるドローンです。
DJI「RC Pro」で撮影した映像(動画)
以下は今回実際に撮影した動画のスクリーンショットです。ウェブサイトにアップロードする際にデータ圧縮がかかっているため、環境によってはやや鮮明さが落ちて見えるかもしれませんが、元のデータでは極めてクリアな映像が確認できます。
メインカメラを使って「10-bit D-log」で撮影し、色味と明るさの調整(カラーコレクション)を行なった動画はこんな感じ。
10-bitカラーの素晴らしさは言うまでもなく、元データに記録されているダイナミックレンジも広いので「編集で自由自在にいじれる」のが素晴らしいところ。オート撮影と無編集でも十分過ぎるくらい綺麗ですが、さらに編集をしていくことで自分好みの映像が作り込めるのがたまりません。空飛ぶカメラ、というよりは〝空飛ぶシネマカメラ〟です。
70mmの中望遠レンズで撮影した動画がこちら。このカメラは光学3倍ズームに対応し、最大4K/60fpsで撮影ができます。
166mmの望遠レンズで撮影した動画がこちら。光学7倍ズームに対応し、最大4K/60fpsで撮影ができます。
DJI「RC Pro」で撮影した感想とまとめ
今回はあいにくの曇り空で、途中から雨が降ってきたため短時間しかテスト撮影ができなかったのが心残りですが、それでも飛行の安定性やカメラ性能の高さは十分に感じられました。
撮影に使用したセットはお値段40万超えと高価ですが、その値段に見合った……いや、それ以上の性能をもつドローンと言えるでしょう。写真、動画撮影はもとより、設備点検などでも安定した性能を発揮してくれそうな1台です。
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