Jリーグが開幕して30年。様々な出来事を経て、ここまで大きなリーグへと成長してきました。そんなJリーグの歴史を振り返る為に、数々の名選手や歴史に残るゴールシーンなどを表彰する『J30ベストアウォーズ』が開催。そこでMVPを受賞し、ガンバ大阪でキャプテンを務め、『コロコロPK』で知名度を上げた遠藤保仁選手。そこで、今回は、遠藤保仁選手のこれまでの活躍ぶりを振り返っていきます。
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目次
- 1. 遠藤保仁選手のプロフィール
- 2. これまでの活躍
- 2.1. 日本代表での活躍
- 3. J30ベストアワーズMVP受賞！
- 4. 遠藤保仁選手の凄さ
- 5. まとめ
遠藤保仁選手のプロフィール
遠藤保仁選手は、1980年生まれの43歳。現在は、ジュビロ磐田に在籍しており、ポジションはMF。Jリーグでは、通算700試合以上出場し、ガンバ大阪でキャプテンを務め、数々のタイトルを獲得。日本代表では、152試合に出場。するなど、日本を代表するMFとして必要不可欠な存在です。
これまでの活躍
遠藤保仁選手は、高校卒業後、横浜フリューゲルスに入団。その後、京都パープルサンガ・ガンバ大阪を経て、現在は、ジュビロ磐田に在籍しています。遠藤保仁選手は、これまでに通算881試合に出場し、128得点を挙げ、チームの優勝やタイトル獲得に貢献する活躍を見せてくれました。
また、個人では、数々の表彰を受けています。Jリーグ優秀選手賞12回・Jリーグベストイレブン12回・Jリーグ最優秀選手賞1回・日本年間最優秀選手賞2回など様々な賞を受賞。毎年のように賞を受賞している遠藤保仁選手は、技術的に優れており、プレーの質が高かったのだと思います。ここから、どこまで現役を続けていけるか、注目です。
日本代表での活躍
遠藤保仁選手は、日本代表の中心選手として活躍しました。2002年に初のA代表に選出されると、2015年までに152試合に出場し、15得点をマーク。152試合の記録は、日本代表史上最多の記録で、現在まで破られていません。遠藤保仁選手は、日本代表として、アジアカップで2度の優勝を経験。そして、ワールドカップでは、3大会連続で選出され、南アフリカワールドカップでは、グループリーグ突破に貢献する活躍を見せましたが、ブラジルワールドカップでは、レギュラー落ちし、予選リーグ敗退。
その後、代表に呼ばれる頻度が少なくなり、ハリルホジッチ監督体制からは、次回のワールドカップに向けての選手選考の中で、遠藤保仁選手は年齢等を考慮し、選出しない事を宣言。その後は、代表に選ばれることは無くなったものの、どの監督からも評価が高く、日本代表のレベルを上げてくれた選手です。ここから、遠藤保仁選手を超える選手が日本代表に現れてくるか、楽しみですね。
J30ベストアワーズMVP受賞！
開幕30周年を迎えたJリーグは、これまでの実績のある選手の表彰、歴史的なプレーを振り返る為に、J30ベストアウォーズを開催しました。ファンの方の投票から、ベストイレブン・MVP・ベストマッチ・部門別ベストゴール・ベストシーンを決定。ベストイレブンとMVPは、選考委員会が最終的に決定する為、得票数が多いからと言って決まるわけではなさそうですね。その中で、遠藤保仁選手は、ベストイレブンとMVPを受賞しました。
ファン・サポーターからの得票数は、もちろんのこと、選考委員会からも高い評価を受けていたものと思われます。30年の歴史の中で、輝かしい成績を残し、日本代表としても活躍した遠藤保仁選手。これから、遠藤保仁選手を超える選手が出てくるか、楽しみにJリーグの今後について迫っていきたいと思います。
遠藤保仁選手の凄さ
遠藤保仁選手の凄さは、正確なパスによるゲームコントロールとキックの正確性です。遠藤保仁選手は、攻撃を急ぐ事なく、多彩なパスを多く繋ぎ、攻撃に変化を持たせる事ができる選手。試合中は、常に周りの選手の状況を把握し、隙があれば縦パスでチャンスを演出。あるエリアに選手が集中している時は、逆サイドへのパスで分散させたりと、状況に合わせた試合コントロールができるのが、遠藤保仁選手の最大の特徴です。
また、フリーキックやコーナーキックのキック精度も高く、直接得点を決めたり、アシストに絡むキックで得点に関与しています。その技術は43歳になった今でも、精度が高く、現在のチームでもフリーキックなどを任されているとのこと。試合をコントロールする能力と精度の高いキック能力を持っている遠藤保仁選手が、ここからどんなプレーでチームの勝利に貢献できるか楽しみに観戦していきます。
まとめ
J30ベストアウォーズでベストイレブンとMVPを受賞した遠藤保仁選手。43歳の大ベテランながら、現在もジュビロ磐田でスターティングメンバーとして試合に出場し、活躍しています。そんな遠藤保仁選手は、サッカーの技術が高いだけではなく、キャプテンとしてチームをまとめる力にも長けており、とても頼れる選手です。これから、チームの中心選手として、J2に降格してしまったチームを1年でJ1昇格を果たす事ができるか注目していきたいと思います。
