「Pixel Fold」は壊れても〝自分で直せる〟とGoogleが明かす
折りたたみ式スマートフォンの最大の欠点は耐久性であり、修理の難しさです。「Pixel Fold」も例に違わず壊れやすいとの報告も上がっていますが、Googleは「Pixel Fold」で「ユーザーが自分で修理できるようにする」という新たなアプローチを試みています。
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「Pixel Fold」は自分で修理することができるとGoogleが説明
2022年以降、GoogleはiFixitと協力し、同社がリリースするほぼすべてのPixelの公式修理部品とガイドを提供しています。これにより、バッテリー、スクリーン、充電ポートなどの自己修理が容易になりました。
テックメデイア「9to5Google」の取材に応じたGoogleの広報担当者によると、これは「Pixel Fold」でも継続されるとのこと。
これが実現されれば、「Pixel Fold」は自己修理オプションに対応した初めての折りたたみスマホとなります。サムスンなどはこれまで「Galaxy Z Fold」「Z Flip」シリーズの修理サービスを店頭や郵送で提供してきたものの、ディスプレイの壊れやすさと折りたたみ式のデザインの複雑さから、自分で修理するという選択肢はありませんでした。
保証期間外のPixel Foldの修理(保証外修理)については、郵送および来店による修理サービスを提供しています。また、iFixitを通じて入手可能な部品、修理ガイド、ツールも計画しています。特にPixel Foldについては、延長保証(Preferred Care)を提供しており、保証期間終了後の偶発的な損傷や機械的な故障を補償します。このサービスでは、保証期間終了後の偶発的な損傷や機械的な故障に対する補償を提供します。このサービスにより、お客様は免責金額でFoldの修理、または必要に応じて交換を受けることができます。
Googleはさらに「Pixel Fold」のiFixitパートナーシップには「バッテリー、スクリーン、充電アセンブリ」を修理するためのパーツを含む、デバイス用の「純正スペアパーツ」が含まれると説明しています。必要な接着剤も含まれており、修理手順のガイドも提供されるとのこと。もちろん、これは内側の折りたたみ式ディスプレイを含んでいるそうです。
先日、「Pixel Fold」のレビュー機を先行入手したテックメディア「ArsTechnica」のライターは、わずか4日でディスプレイの小さな穴に破片が刺さり、内側のディスプレイが壊れてしまったと報告していました。
このような事態を考えると、ユーザーが手軽に修理できるというのは喜ばしいことですが、実際に難易度がどれほどなのかは気になるところです。
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