【プロ野球】広島カープのチーム力を押し上げた新井監督の采配とは?

目次

• 1. 今シーズンから広島カープの監督に就任した新井貴浩監督！
• 2. 開幕前の予想はBクラス？
• 3. 4年連続Bクラスのチームをどのように立て直した？
  • 3.1. 選手起用の方針！
• 4. 新井貴浩監督の勝負師としての勘！
• 5. まとめ

今シーズンから広島カープの監督に就任した新井貴浩監督！

新井貴浩監督は、現役時代広島カープと阪神タイガースでプレーし、2018年に現役引退。その後、野球解説者や評論家として活動し、2022年10月7日に広島カープの監督に就任。プロ野球界では、史上5人目・球団史上初の昭和50年代生まれの監督が誕生したとのこと。

また、新井貴浩監督の弟も2軍打撃コーチに就任し、兄弟で同じチームの指導者になりました。そして、阪神タイガース時代の監督であった岡田監督も復帰。選手として指導を受けた監督が、今度は監督同士の対戦となり、非常に注目されています。

開幕前の予想はBクラス？

今シーズン開幕前の順位予想では、Bクラスの予想が多く、最下位になるのでは？という評価が多かったとのこと。その理由として、広島カープは、昨シーズンから今シーズンにかけて、大きな補強がなく、戦力は変わっていない為です。

ドラフト指名した新人選手や現役ドラフトで指名した戸根千明投手と外国人選手の入団があったのみで、戦力が上がったとは言えない状況から下位予想が多かったとのこと。ですが、新井貴浩監督率いる新生広島カープは、その順位予想に反する成績を残していますね。一体、どんなチーム作りが好成績を生み出しているのか、解説していきます。

4年連続Bクラスのチームをどのように立て直した？

新井貴浩監督が広島カープの就任した際に、このチームで優勝すると確信していたとのこと。若手主体のチームにするのではなく、中長期的な育成を心がけて選手起用しています。その起用が上手くはまり、投手・野手共に、自分が出し切れる力を最大限に発揮し、チームの躍進に大きく貢献。

そして、怪我や不調な選手が出ても、その穴を埋める選手がすぐに現れ、結果的に、失敗と呼ばれる采配はないとのこと。特に今まで課題だった投手陣が大きく成長を果たし、現在リーグ2位の防御率をマークしているとのこと。果たして、新井貴浩監督率いる広島カープは、優勝することができるのか、注目が集まります。

選手起用の方針！

広島カープの新井貴浩監督は、適材適所の選手起用が出来ており、その結果選手達が伸び伸びとプレー出来ている為、チームが躍進出来ているとも言われています。選手達も、この起用法で試合に出場することで、自分の役割がハッキリと分かり、責任感を持って試合に臨めるとのこと。また、相手チームのデータだけではなく、自チームのデータもかなり重視して起用しているそうです。

そんな起用法ができるのも、昨年の秋のキャンプから指揮を執り、選手1人1人の特徴や性格を理解しているからこそですね。また、新井監督は、選手達に責任を負わせることはせずに、サインの失敗はベンチの責任としているのも、選手たちが伸び伸びとプレーできています。適材適所の選手起用ができている広島カープの新井貴浩監督は、ここからシーズンの佳境に入り、采配が難しくなってきますね。果たして、どんな起用法でチームを優勝に導くのか、注目していきましょう。

新井貴浩監督の勝負師としての勘！

新井貴浩監督は、勝負所での勘が冴えていると言われています。それは、セオリー通りでの、采配ではなく、選手1人1人の勝負強さや試合状況を把握しながら、サインを出しているとのこと。また、新井貴浩監督は、試合前に対戦相手などの映像を見ずに試合に挑むそうです。そのように行うことで、一瞬の判断が勝敗を分ける試合展開を読めるようになり、的確なサインを出すことができるとのこと。

また、コーチ陣ともかなり連携を取れている為、代打成功率や3点差以内の勝率がリーグトップ。選手をやる気にさせる采配と勝負所で判断を間違えない采配で、チームを強くしている新井貴浩監督。プロ野球の勝負を分けるという8月の戦いで、広島カープがどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみですね。そして、チームを5年ぶりの優勝に導くことができるか、注目していきましょう。

まとめ

今回は、就任1年目ながら、優勝争いに食い込むチームを作り上げている新井貴浩監督について、解説しました。選手をやる気にさせる言葉掛けや、適材適所の采配で、チーム全体の底上げを図っています。

5年ぶりの優勝に向けて、チームを良い状態に仕上げ、首位に迫る勢いを見せている広島カープ。新井貴浩監督は、就任1年目で、セ・リーグを制するチームを完成させることができるのか、注目です。そして、広島カープの選手達が、どんな成長を見せてくれるか、楽しみですね。