【MLB】“平成の怪物”の見解は?松坂氏が大谷選手の投球に言及

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メジャーリーグで投打二刀流で活躍を続けるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。8/10ジャイアンツ戦では今シーズン10勝目となる勝ち星を挙げ、直近では8/17レンジャーズ戦で42号ソロHRを放ちました!投手として2桁勝利、打者ではホームラン42本、2年連続で2桁勝利と2桁ホームランという大リーグ史上初の記録を達成しました。そんな中、松坂大輔氏が自身のYouTubeで大谷選手の投球について、持論を展開しました。平成の怪物・松坂氏は大谷選手の投球をどう見ているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

目次

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気になる松坂氏の見立ては

松坂大輔氏が自身のYouTubeチャンネルで、大谷選手の投球について語りました。大谷選手は得意な球種を積極的に使い、少ない球数でイニングを重ねていると話しています。大谷選手の決め球スイーパーについては、偏っているといえば偏っていますが、それだけ大谷選手の信頼できるボールと解説!

しかし、スイーパーの割合が高いため、もう少しスプリットを使ってもいいのではと話しました。大谷選手のスプリットは縦に落差の大きい球で、平均球速は142km/hとメジャー平均138km/hを上回っています!

松坂大輔氏はどんな人?

松坂大輔氏は横浜高校のエースとして1998年に春夏甲子園連覇を達成、その年のドラフト会議で西武ライオンズから1位指名を受け入団します。プロ入り後は平均球速147km/hの大きく伸びるストレート、スライダー、カットボール、チェンジアップなど多彩な球種をもつ投手でした。

プロ野球では西武、中日で15年、メジャーリーグはレッドソックス、メッツで8年と合わせて23年間、現役でプレー!2021年に右手のしびれの影響もあり現役引退、現在は野球解説者を務めています。

スイーパーってどんな球?

スイーパーはスライダーの一種で、ホームベースを掃く(スイープ)ように横切って大きく曲がることから名前が付けられました。スライダーと比較すると横の曲がりが大きく、縦への変化は少ないです。

スライダー、スイーパーともに空振りする割合は高いですが、スイーパーは打球失点リスクも低いというデータも出ています!打者の想定より縦への変化が少ないため、強くバットにボールを当てることができなかったり、打球に力が入らず浅いフライになることが多いようです。

メジャーで流行している球種

スイーパーはここ数年、メジャー投手の間でよく使われる球種です。以前から投げられていましたが、今シーズン、縦への変化のあるスライダーとは別の球種として正式にメジャーリーグの球種に加わりました。

メジャーリーグではスイーパーを球種に加えた投手は2020年に27人、2021年に45人、2022年には89人と増え続け、今シーズンは100人を超えています!

大谷選手の決め球!

大谷選手は7つの球種を持っていますが、今シーズンの投球割合はストレートが32.4%、スイーパーは34.8%とストレートを上回りました。スイーパーの被打率は.150と他の球種に比べて抑えられています。WBC決勝では9回2死、アメリカ代表のマイク・トラウト選手を三振にとった最後の球も、スイーパーでしたね!

その時のスイーパーは球速140km/h、横方向には43.2cmと大きく曲がりました。大谷選手の被打率は.185と現在メジャー1位!大谷選手と対戦するバッターがスイーパーに苦戦していることがわかりますね。

大谷選手の決め球の変化

大谷選手は昨年夏頃から決め球としてスイーパーを多く投げるようになりました。投げた数は1000球以上とメジャー投手のなかでも断トツの1番です!

大谷選手がスイーパーを多く投げているのは、打者に有効なのはもちろん、肩や肘への負担を減らすためなのではと言われています。肩や肘に負担が多いのは全力で投げるストレート、フォークやスプリットなどです。

日本ハム時代の代名詞はストレート!

大谷選手は花巻東高校時代に160km/hという球速を出して世間の注目を浴びました。日本ハム入団後も代名詞といえばストレートですね!2016年パ・リーグのクライマックスシリーズ第5戦、大谷選手はクローザーとして登板すると、投げ込んだストレートが165km/hを計測!

この記録は藤浪晋太郎選手、佐々木朗希選手と並び日本人最速記録です。大谷選手のストレートは日本ハム時代は空振り率1位、さらに平均155.5km/hと圧倒的な球速を見せました。

メジャーで決め球に変化が

大谷選手はロサンゼルス・エンゼルスに入団後、2018年からの3年間はストレート、フォーク、スライダー、カーブの4球種をおもに使用していました。2018年と2020年はストレートをもっとも多く投げ、決め球はフォークを選択していた大谷選手。

しかし、2022年になるとストレートの投球割合は28%に減少、スライダーの投球割合が38%と増加していきます。そして今シーズンの大谷選手はスイーパーを決め球として投げ、メジャーリーグの打者を圧倒していますね!

さらなる活躍に期待!

ここまで、平成の怪物・松坂氏のスイーパーに対する見解、そして大谷選手の決め球の変化について見てきました。スイーパーは被打率が低く抑えられ、肩や肘の負担が少なくするためではという意見も。松坂氏の推す大谷選手の高速スプリットも投球数が増えるといいですが、何より大谷選手には残りのシーズンもケガなく終えてもらいたいですね!

今シーズンがエンゼルスとの契約最終年となる大谷選手、夏のトレードはなくプレーオフ進出に向けてチーム一丸となって戦っています!大谷選手の投打二刀流の活躍をこれからも応援していきましょう!

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