男子バスケットボールワールドカップ1次予選のフィンランド戦で、若手選手からベテラン選手まで大きな活躍を見せ、日本代表が勝利を勝ち取りました。その中でも特に活躍したのが22歳の2名の選手とのこと。そこで今回は、フィンランド戦で活躍した22歳のコンビとダブルダブルの活躍で、日本代表に欠かせない選手として注目を集めている3名の選手の活躍を解説していきます。
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目次
歴史的快挙を達成したバスケット男子日本代表
今回のバスケットボールワールドカップの日本の対戦相手は、世界ランクの上位チームばかりで、死の組とも呼ばれています。その中で、行われた第2戦では、強豪フィンランドに逆転勝ちを収めました。これまでのオリンピックやワールドカップなどを通じて、ヨーロッパの国に勝利したのは、史上初とのこと。
一時、18点差と大量リードを奪われていましたが、そこから見事に逆転。その逆転には、22歳の若手コンビの活躍があったと言われていますね。その2人の選手の活躍と、ダブルダブルを達成した選手の活躍を振り返っていきましょう。
この試合では、22歳コンビが大暴れ！
歴史的勝利を挙げたフィンランド戦で大活躍を見せたのは、河村勇輝選手と富永啓生選手の22歳コンビです。この2人のコンビは、試合の大事な局面で3ポイントを決めたり、ドライブで切り込み味方の得点アシストするなど、チームを勝利に導く活躍を見せてくれましたね。
チームの流れを変えるプレーが、要所で発揮できていたからこそ、格上のフィンランド相手に勝利を掴む事ができたのだと感じました。22歳コンビは、ワールドカップ初出場ながら、チームに欠かせない選手へと成長しています。今後、どんなプレーで日本代表を盛り上げてくれるのか、楽しみですね。
3ポイントを量産した富永啓生選手！
富永啓生選手の持ち味は、3Pシュートの精度の高さです。初戦のドイツ戦では、厳しいマークに合い、シュートをなかなか打てず、3Pシュートを、1本しか決めることが出来なかったとのこと。その屈辱を晴らすべく、臨んだフィンランド戦では、3Pシュートを4本・2Pシュート2本の計17得点を決める活躍で、日本代表の勝利に貢献しました。
日本代表が劣勢の状況の中で、3Pシュートを決めたことで、2得点差まで詰め寄り、逆転勝利へ導く活躍を見せてくれましたね。22歳と日本代表の中で、最年少ながらチームの中心選手と活躍している富永啓生選手の今後のプレーに注目していきましょう。
3ポイントだけではなく、アシスト力などを武器に勝利に導いた河村勇輝選手！
今シーズン、Bリーグで史上初のMVPと新人王をW受賞した、河村勇輝選手。スピードを活かしたドリブル・周りの選手を活かすアシスト能力・そして得点能力の高さと全てにおいて、突出した才能を持っています。フィンランド戦では、3Pシュートなどを決め、25得点をマーク。そして、得点だけではなく、アシストでもチームに大きく貢献しました。
25分の出場時間の中で、9アシストをマークし、日本代表を逆転勝利に導く原動力として、活躍を見せてくれましたね。河村勇輝選手は、1戦目のドイツ戦では、なかなか思ったようなプレーが出来ていませんでしたが、気持ちを切り替え臨んだフィンランド戦では、チーム2位の得点を記録。2戦目にして、覚醒した河村勇輝選手の今後の活躍に、注目が集まります。
ダブルダブルの活躍を見せたジョシュ・ホーキンソン選手
今回のフィンランド戦で、チーム最多の28得点をマークし、19リバウンドを記録したジョシュ・ホーキンソン選手。試合の序盤から、得点をマークし、大量点差をつけられた展開では、ゴール下で奮闘するなど、日本代表の大黒柱としてチームを牽引。また、ジョシュ・ホーキンソン選手は、出場時間37分32秒とフル出場に近い時間出場し、ダブルダブルを記録しました。その他にも、ジョシュ・ホーキンソン選手は、フリースローで高い成功率を誇っています。
15本中14本を決める93.3%の高い成功率をマーク。これだけフリースローを決めてくれると、相手との得点差も縮まり、試合を優位に展開できます。ジョシュ・ホーキンソン選手は、このワールドカップで、日本代表に欠かせない選手の1人になりました。ゴール下を制するだけではなく、高い得点能力を活かしたプレーができるセンターがいた事で、日本代表はフィンランドに勝利できたのかもしれませんね。これからの試合で、ジョシュ・ホーキンソン選手は、どのような活躍で日本代表に貢献していくのか、注目していきましょう。
まとめ
今回は、バスケットボールワールドカップで、日本代表が歴史的勝利を挙げたフィンランド戦で、活躍した22歳コンビとダブルダブルを記録したジョシュ・ホーキンソン選手の活躍について、解説しました。
パリ五輪出場権がかかっている今回のワールドカップでは、負けられない戦いが続きます。今回活躍した選手以外にも、チームのキー選手となり得る選手は多くいるとのこと。果たして、これからの試合でどんな選手が、キー選手となっていくのか、注目です。
