
Sandy Dingo Gamesは、協力型三人称視点アクションRPG『MycoRelic』を2025年9月にSteamで早期アクセス開始すると発表しました。プレイヤーは知性を持つキノコとして、放棄された工場や古代の神殿を探索する冒険に挑みます。
ユニークな世界観とストーリー

『MycoRelic』は、部族風のキノコ型ロボットが生息する神秘的な島を舞台にしたゲームです。プレイヤーは長い間死んでいた機械のスクラップロボットの体を蘇らせた、知性を持つキノコとして冒険を繰り広げます。カビの生えた古びたフレームから始まり、パーツを集めてロボットの体を強化していく成長要素が特徴的です。

島には放棄された工場や古代の神殿が点在しており、これらの場所を探索しながら忘れ去られた元素の力を取り入れ、キノコを進化させていきます。プラットフォーミング要素も充実しており、ジャンプや空中ダッシュを駆使して石の崖、燃え盛るマグマ、有毒なマングローブなどの多彩な環境を移動できます。
協力プレイとソウルライクな戦闘システム

本作の大きな魅力の一つが協力プレイ機能です。ソロプレイはもちろん、友達とオンラインで協力してパズルを解いたり、ボスを倒したり、ダンジョンをクリアしたりできます。自分のキャラクターやアイテムを持ち込んで、友達の世界に参加することも可能です。

戦闘システムはソウルライクなアクションが採用されており、回避、ブロック、パリィを駆使して島の敵対的な部族や生物と戦います。クラスのないシステムを採用しているため、各武器の独自のモーションセットとステータスを活かして、自分のプレイスタイルや美的感覚に合わせた装備を整えることができます。
元素の力とキノコの魔法

『MycoRelic』では古代のキノコの元素の力を操ることができます。各キノコに宿る元素の力を使って自分を強化し、効果を組み合わせることで爆発的な結果を生み出せます。たとえば火を使って敵を焼き、障害物を焼き払う道を切り開いたり、水を使って友達を回復し、燃え盛る炎を防いだりできます。また、世界の霊的なエッセンスを呼び出して仲間を強化する要素もあります。

パーツ収集要素も充実しており、環境の危険を乗り越えながら戦闘スタイルをサポートし、元素効果を強化するためのパーツを集められます。スタミナの増加、フレームの耐久性向上、キノコの魔法効果の強化など、さまざまな強化が可能です。
早期アクセスと今後の展開

開発者によると、早期アクセス期間は12~18ヶ月を予定しており、この期間中により多くの島、ボス、魔法、武器、装備などのコンテンツを追加していく予定です。現在の早期アクセス版でも、ソロまたは協力プレイで世界を探索し、戦利品を見つけ、ロボットの体を強化し、武器と魔法の能力を使って敵と戦うといった基本的な体験は十分に楽しめます。
開発チームはDiscordサーバーを運営しており、プレイヤーからのフィードバック、バグ報告、今後のコンテンツや機能の提案を積極的に受け入れています。コミュニティとの直接対話を重視した開発姿勢も特徴の一つです。
価格と日本語対応
『MycoRelic』の価格は現在未発表ですが、早期アクセス期間中と期間後では価格が変更される予定です。開発者によると、プレイヤーのフィードバックを反映してコンテンツを追加し、改善を進める中で、ゲームの規模と品質の向上に伴い価格も上がる予定とのことです。
残念ながら本作は日本語に対応しておらず、対応言語は英語のみとなっています。現在Steam上では無料の体験版も配信されているため、購入前にゲームの雰囲気を確認できます。