粗品さんが8月4日、自身のYouTubeチャンネル「粗品のロケ」を更新。YouTuberグループ・コムドットのメンバー、やまとさんとゆうたさんが、ファンイベントで披露した漫才について言及しました。
今回「最近のお笑い大ニュースを語る粗品」と題した動画を公開し、自身の意見を語る中で、コムドットの漫才についても触れた粗品さん。お笑いに厳しいことで知られる粗品さんですが、そのコメントは意外にも――?
コムドットがファンイベントで披露した漫才に言及する粗品さん
公開された動画の中で、粗品さんは「コムドット漫才に挑戦」とニュースタイトルを読み上げ、YouTuberグループ・コムドットがファンイベントで披露した漫才について言及しました。
粗品さんは「動画で漫才も載ってんねん 観ました」と話した上で「面白くなかったです」と率直な意見を口にします。さらに「これが方々で叩かれてる」と語り、世間での評価が厳しいことにも触れました。
率直な感想を述べつつも「それぐらいええんちゃう?」とフォロー
続けて粗品さんは「皆さんが期待するのはね 粗品がコムドットの漫才こきおろしてほしいと思ってるんでしょうが」と視聴者の反応を予想。その上で「面白くなかった」と改めて忖度ない感想を述べつつ「でも俺は今回な意外に褒めてあげたいねんコムドットを」と語りました。そして「彼たち自分らでネタ作っててん」と評価すべきポイントを挙げ「ファンイベントや言うても…それぐらいええんちゃう?」とフォローしました。
自身の考えの変化を語り、コムドットの漫才についても温かい評価
ここで「芸人で音楽やってる奴嫌いやってん 真剣に音楽やってない奴」と過去の自身の考えを明かした粗品さん。作詞・作曲・編曲などを自ら手がけ、音楽活動にも本気で取り組んでいる粗品さんですが「人に作ってもらった曲を歌ってるだけやん」「カバーで歌手デビューみたいなやつ」など、かつてはそうした姿勢の芸人に違和感を抱いていたそうです。
しかし最近では「誰の音楽にむかつくとかないよな」「音楽って別に否定せんでも楽しいものやんか」といった考えに変わってきたと、心情の変化を語りました。そんな中で、今回のコムドットの漫才について「作家に頼るとか」「芸人のゲスト呼んでネタ作ってもらうとか」をせずに自分の力で作り上げた点を評価し「称えてあげんとあかんのちゃうかって思ってる」「頑張ってんなって思っちゃってんな」と、意外にも温かい言葉をかけていました。
視聴者も納得の粗品さんのお笑い評論
今回、コムドットが披露した漫才について、素直な辛口意見を述べながらも、挑戦する姿勢を温かく評価した粗品さん。視聴者からは「コムドットはつまらなかったけどちょっと頑張ってるやんとは思った」「コムドットに関しては、批判どうこうよりも、1秒も面白い時間がなかっただけっていう評価でしかないよな、チャレンジ自体は褒められるべき。」と、粗品さんの考えに賛同する意見が多数見られました。
お笑い界の話題に忖度なく切り込む粗品さんのこの企画。今後の更新にも注目が集まりそうです。