
デベロッパーのDeseret Games Studioは、ターン制戦略RPG『Aegis Force: The Scorian War』(イージス・フォース:スコーリアン戦争)を2026年にリリースすると発表しました。対応プラットフォームはPC(Windows)で、日本語にも対応予定です。
百年戦争の謎を解き明かす壮大な物語

『Aegis Force: The Scorian War』は『ファイアーエムブレム』や『ファイナルファンタジータクティクス』『シャイニング・フォース』といった名作タクティカルRPGの影響を受けた、ストーリー重視の戦略ゲームです。
舞台となるイアヌア大陸では、魔法で力を生み出した国と技術で力を制した国が百年にわたって戦争を続けています。しかし不思議なことに、誰もその戦いの始まりを覚えていません。

プレイヤーは主人公キャロン・ロスとなり、幼なじみの仲間オルヴァス・マグナリック、ヴェデット・カイルンと共に、この謎に満ちた戦争の真実を解き明かす冒険に挑みます。30時間に及ぶストーリーでは、大胆な奪取計画や闇に潜む怪物との戦い、古代兵器の存在、陰謀の阻止など、様々な出来事が待ち受けています。
グリッド戦闘で繰り広げる戦略的バトル

戦闘システムは、グリッド上で展開されるターン制バトルが採用されています。プレイヤーは精鋭部隊を率いて戦略的に敵を倒していき、仲間同士の連携によって強力なタッグ攻撃を繰り出すことも可能です。主人公キャロンはタクティマガスの力を駆使し、数多くの魔法や攻撃、能力を使いこなして複雑な戦いを制していきます。
戦場は街中から森の奥深く、ダンジョンや広大なフィールドまで多岐にわたります。木箱などの障害物を戦術的に活用したり、炎に包まれた建物での壮絶な戦闘を繰り広げたりと、環境を生かした戦略性の高いバトルが楽しめるでしょう。
レトロと現代技術が融合した独特のアートスタイル

本作の最大の魅力は、精細なピクセルアートキャラクターと美しい3Dグラフィック背景が融合した、唯一無二のアートスタイルです。16ビットと32ビット時代のクラシックRPGの魅力を現代技術で再現し、壮大な山脈や透き通る川、雄大な滝といった息をのむような絶景を表現しています。

街並みでは活気に満ちた市場で暖かなランタンの灯りの下、色とりどりの商品が並び、酒場では木材の温もりを感じながら仲間と語り合うことができます。冒険の合間に立ち寄る様々な場所が、物語に深みと生活感を与えてくれるでしょう。
多彩なキャラクターと成長要素

旅の途中では15種類以上のキャラクターを仲間にくわえることができ、戦士や盗賊、魔法使い、技師などさまざまな職業のキャラクターが登場します。部隊をカスタマイズし、キャラクターを育てて能力を開発していく成長要素も用意されており、プレイヤー好みの戦略を構築できます。

また、謎めいた人物との出会いや会話を通じて物語が進行し、時には巨大な敵との緊迫した対峙も待ち受けています。個性豊かなキャラクターたちとの交流が、その冒険をより深く彩ってくれることでしょう。
価格・発売情報
『Aegis Force: The Scorian War』は2026年にPC(Windows)向けにリリース予定です。価格については未発表となっています。日本語表示に対応予定で、国内プレイヤーも安心して楽しむことができそうです。クラシックなタクティカルRPGの魅力を現代に蘇らせる本作の続報に注目したいところです。
