タッチ決済全国キャッシュレス推進プロジェクト 2026年2月より始動

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 ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社は12月10日、「大阪エリア振興プロジェクト」の成果をもとに、2026年2月より「タッチ決済全国キャッシュレス推進プロジェクト」を全国で展開すると発表しました。大阪での実績を全国に拡大し、シームレスで安全・便利なキャッシュレス決済体験を日本中に提供することを目指します。

目次

大阪プロジェクトの成果

 Visaは2024年4月に「大阪エリア振興プロジェクト」をスタートし、地域に根ざした取り組みとしてスーパーマーケット、ファストフード店、ファミリーレストランチェーン、日用品店、大阪を代表する地下街、鉄道など幅広い加盟店でキャンペーンを実施してきました。

 プロジェクト期間を通じて、大阪府内でVisaのタッチ決済の利用者は180万人以上増加しました。同地域のタッチ決済利用率は74%と、全国平均の66%を大きく上回る結果となっています。

 さらに、大阪でのタッチ決済対応アクティブVisaカード枚数は100%を超える増加を記録し、全国平均の60%増を大きくリードしています。スーパーや飲食店、交通機関など日常生活に密着した加盟店でのキャンペーンが、タッチ決済の定着と地域経済への波及効果を生み出しました。

全国展開に向けた取り組み

 2025年9月末時点で、国内のタッチ決済対応Visaカード発行枚数は約1億6,000万枚となっています。Visaは、大阪プロジェクトで得られたインサイトや知見を活かし、全国にプロジェクトを拡大するとともに、モバイルタッチ決済の普及にも努めていく方針です。

 同社は、キャッシュレス社会の実現と日本経済のさらなる発展に貢献していくとしています。

Visaのタッチ決済について

 Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)またはスマートフォンなどをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。

 利用できる店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など、日常生活における利用シーンがますます拡大しているということです。

 ※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。

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