謎多き渓谷の村を探索する記者ライフ『Nothing Strange Here Demo』デモ配信中。ノーム探しと写真撮影、心温まる住民との交流が楽しめる探偵アドベンチャー

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 インディーデベロッパーのDandelion Developersは、探偵アドベンチャーゲーム『Nothing Strange Here』のデモ版を配信中です。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応しています。製品版は2026第1四半期にリリース予定です。

目次

叔父の奇妙な盗難事件から始まる、渓谷の村の謎解き物語

 本作の舞台となるのは「ラーセネスト渓谷」という小さな村です。プレイヤーは新米記者として、叔父が調査する奇妙な盗難事件を手伝うため、この村を訪れることになります。しかし、一見平和そうに見えるこの村には、不思議な秘密が隠されているようです。

 物語の導入では、トレンチコートを着た謎の人物「T.I.M」から「ノームたちが手に負えなくなっている」という不穏な話を聞かされます。一体この村で何が起きているのでしょうか? プレイヤーは記者として、カメラと手帳を片手に真相を追うことになります。

 本作の魅力は、ミステリアスな雰囲気と心温まる交流が絶妙に融合している点です。村の住民たちは個性豊かで、時にはユーモラスな会話を繰り広げます。たとえば、髭を蓄えた大柄な叔父バーニーは「3日間寝ずに髭も剃らなかったら、みんなにビッグフットだと思われるのかい?」と冗談めかして語りかけてきます。また、白衣をまとった科学者バーソロミューは「この動物は小型の電子レンジに匹敵するエネルギーを生み出せる」と奇妙な研究成果を報告してくれるなど、会話の端々に不思議な要素が散りばめられています。

カメラとジャーナルを駆使した本格的な記者体験

 本作のゲームプレイの中心となるのは、カメラを使った証拠集めと、ジャーナル(手帳)への記録です。村を探索しながら、気になる光景や怪しい人物をカメラで撮影していきます。撮影した写真はポラロイド風に画面に表示され、レトロで温かみのある雰囲気を演出しています。

 集めた写真や情報は、プレイヤー専用のジャーナルに整理されます。手書き風のメモや可愛らしいステッカーを貼り付けながら、事件の手がかりを繋ぎ合わせていく作業は、まさに本物の記者になった気分を味わえるでしょう。ジャーナルには「疑惑のスクラップブック」というページもあり、不審な出来事を記録して推理を深めていくことができます。

 探索中には、村のあちこちに隠れているノームを見つけるという収集要素も用意されています。また、村には可愛らしい猫や、なぜか焚き火を囲むカピバラなど、ユニークな動物たちとの出会いも待っています。こうした発見の一つひとつが、村の謎を解き明かす鍵となるかもしれません。

デモ版で楽しめる充実のコンテンツ

 現在配信中のデモ版では、メインストーリーの導入部分をプレイできます。3つの異なるエリアを探索し、15人のキャラクターと出会うことが可能です。そのうち数人は小さなサイドクエストであなたの助けを必要としており、村の人々との交流を深めることができます。

 デモ版だけでも40種類のユニークな実績が用意されており、奇妙な発見を撮影することでジャーナルを飾るステッカーを獲得できます。楽しい会話、心温まる音楽、そしてもちろん猫やたくさんのノームとの出会いが、プレイヤーを待っています。

 本作のグラフィックは、カートゥーン調のローポリゴンモデルに太いアウトラインを施したスタイルで、明るいパステルカラーが特徴的です。昼と夜で表情を変える村の風景は、時には温かく、時には幻想的な雰囲気を醸し出します。夜の森に佇むキャンプサイトの焚き火や、街灯が灯る夜の街並みなど、時間帯によって異なる魅力を楽しめるでしょう。

 ミステリーと心温まる交流、そしてユーモアが絶妙に融合した『Nothing Strange Here』。新米記者として、不思議な村の謎に迫ってみてはいかがでしょうか?

 『Nothing Strange Here Demo』は、PC(Steam)向けに無料でデモ版が配信中です。製品版は2026第1四半期にリリース予定で、ゲーム内は日本語表示に対応しています。製品版の価格は未定です。

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