
株式会社WACARU NETは1月27日、フリーWi-Fiの利用実態とセキュリティ意識に関するアンケート調査結果を発表しました。539名を対象とした同調査では、フリーWi-Fiを利用する人の大多数がセキュリティに不安を抱えながら利用している実態が明らかになっています。
調査結果のポイント




調査によると、フリーWi-Fiを「月に数回以上」利用する人は全体の約7割に達しており、とくに20~30代ではフリーWi-Fiを定期的に利用する割合が3割を超えています。利用理由としては「データ通信量の節約」が6割以上で最多となっており、無料でのインターネット利用が多くのユーザーに選ばれていることがうかがえます。


一方で、フリーWi-Fi利用時に「とても不安を感じる」「やや不安を感じる」と答えたユーザーの合計は8割を超えており、ウイルス対策や個人情報保護のリスクに対する懸念が高いことが判明しました。
利用用途と年代別の特徴


全ての年代で「動画やWebサイトを見る」「SNSやメールをチェックする」がそれぞれ3割程度の利用用途として挙げられています。外出先での時間つぶしや調べもの、連絡手段などで、フリーWi-Fiを活用している状況がうかがえます。
また、「ログインが必要な会員サイトを使う」「ネットショッピングをする」といった個人情報を扱う用途では、20代が最も高い利用率となっており、若い世代ほど利便性やコストパフォーマンスを優先する傾向が見られました。
セキュリティ対策の実態


フリーWi-Fi利用時のセキュリティ対策について、「全くしていない」と答えたユーザーが5割を超えています。一方で「毎回必ずしている」という回答は1割程度にとどまっており、セキュリティに不安を感じながらも、実際には対策を講じていないユーザーが多いことが明らかになりました。


セキュリティ対策をしていない理由としては、「具体的なやり方がわからないから」が40%を超えており、次点で「設定などが面倒だから」が20%程度となっています。対策方法の認知不足と、実施の手間がハードルになっていることがうかがえます。
VPNの認知度と利用状況


セキュリティ対策ツールとして知られるVPNについて、「全く知らない」「聞いたことはあるが、内容は知らない」と答えたユーザーの合計が7割を超えました。「知っていて、使っている」という回答は1割未満であり、VPNの認知度は一定程度あるものの、実際の利用は限定的となっています。


フリーWi-Fiのセキュリティ対策ツールに対するニーズについては、「料金や内容によっては使いたい」と答えたユーザーが60%を超えており、無料で利用できるフリーWi-Fiに合わせて、コストパフォーマンスを重視したセキュリティ対策ツールへの需要が存在することが確認されました。
利用内容別のセキュリティ不安度


フリーWi-Fiの利用内容別で見ると、「仕事・連絡」に対するセキュリティ不安が最も高くなっており、仕事に関する機密情報や個人情報の漏洩を避けたいという意識が強いことがうかがえます。
一方で「ネットバンキング」については「あまり不安を感じない」という回答が最も多く、金融機関が高度なセキュリティ対策を講じているというイメージが、ユーザーの不安感を抑えている可能性が考えられます。
調査の詳細情報
- 調査主体:株式会社WACARU NET
- 調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート
- 調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する539名
- 実施期間:2025年12月23日~2025年12月26日
- 詳細な調査結果:https://wacaruwifi.xsrv.jp/free-wifi-security-survey/
