関西国際空港で据え置き型AI同時通訳機「ポケトーク X」の実証実験を開始

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関西国際空港でのポケトークX実証実験風景と据え置き型AI通訳機本体

 ポケトーク株式会社は2月16日、2026年の販売開始を予定している据え置き型AI同時通訳機『ポケトーク X』について、関西国際空港にて実証実験を実施すると発表しました。

目次

実証実験の概要

 この実証実験では、アジアの玄関口として国内外から多くの訪日客が訪れる関西国際空港の第1ターミナル4階案内カウンターに『ポケトーク X』を設置し、空港利用者と案内スタッフとの対面コミュニケーションにおける有効性や課題を検証します。

 同空港では1時間あたり約60~100人の外国人利用者がおり、旺盛なインバウンド需要にくわえ、乗り継ぎ利用や災害・遅延時対応など、より複雑で即時性の高い案内対応が求められる場面が増えているということです。

 同社は、限られた人員の中で多言語対応を行うことが現場の大きな負担になっている一方で、特定言語に依存しない新たなコミュニケーション手段の必要性が高まっていると述べています。

「ポケトーク X」の特徴

 『ポケトーク X』は、同社が提供してきたAI同時通訳ソフトウェア「Sentio(センティオ)」を基盤とし、対面での自然な会話を前提に設計された据え置き型のAI同時通訳機です。

 両面ディスプレイを搭載することで、話者それぞれの発話を瞬時に翻訳・表示し、相手の反応を見ながら会話を進めることができます。空港案内のようにスピードと正確性が求められる場面での活用を想定しており、高感度なデュアルマイクにより、騒音の多い空港環境下でも安定した通訳を実現しているとのことです。

 さらに、人の存在を感知して自動で画面が起動するスマートセンサーや、会話履歴をワンタッチで消去できるプライバシー設計など、公共空間でも直感的かつ安心して利用できるように設計されています。

販売情報

 販売開始時期は2026年を予定しており、販売価格・プランは以下の通りです。

 月額サブスクリプション(マイク有り)は15,000円(税別)、年額サブスクリプション(マイク有り)は150,000円(税別)、買い切りプラン(マイク有り)は300,000円(税別)で、3年目以降は90,000円(税別)/年となります。

 無料トライアルの申し込みは、公式サイトで受け付けられています。

関連サービス

 同社は「言葉の壁をなくす」というミッションのもと、AI通訳を個人利用にとどまらず、空港や病院、行政窓口など日常的に多言語対応が求められる現場を支える社会インフラへと発展させることを目指しています。

AI同時通訳ソフトウェア「Sentio」のUI画面とロゴ

 同社が提供するAI同時通訳「Sentio」は、相手の話す41言語を76言語の音声とテキストでリアルタイムに通訳するサービスで、ウェブブラウザ上で使用でき、インターネット接続が可能なスマートフォンやパソコン、タブレット端末で利用できます。

最新AI通訳機「ポケトーク S2」の言語選択画面

 また、2024年10月に販売を開始した最新機種『ポケトーク S2』は、91言語を音声・テキストに翻訳し、1言語をテキストのみに翻訳できます。従来機種より、Wi-Fiがなくても通信可能な国と地域を拡大し、世界170以上の国と地域で、Wi-Fiのない所でもそのまま使えるモバイル通信機能を内蔵しているとのことです。バッテリーの持続可能時間も大幅に改善されており、『ポケトーク アナリティクス』との連携によりセキュリティ面もさらに強化されているそうです。

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