
株式会社ワカモノリサーチは3月17日、全国の現役高校生(男女)を対象に「BeReal(ビーリアル)」の利用実態に関するアンケート調査を実施したと発表しました。
調査の結果、全体の72.1%の高校生がBeRealを「利用している」と回答しており、10代の若者の間で広く普及していることが明らかになりました。
BeRealとは
BeRealは、加工なしで写真を投稿し、リアルタイムで友達と写真や動画をシェアできるSNSです。毎日ランダムなタイミングで通知が届き、その瞬間を撮影して投稿する仕組みになっています。
友達が写真を投稿してリアクションする形で自分も写真をアップすると、友達の投稿を閲覧できる仕組みとなっており、”飾らないSNS”として若者に支持されているということです。
BeRealを利用する理由
友達との日常共有が楽しい
利用している高校生からは「友達の毎日の生活を見れるのが楽しいから」「一瞬一瞬を友達と共有できるから」「自分の友達が今何をしているか、友達が近くで遊んでないかなどがわかるから」といった声が多く寄せられました。
リアルな日常を友達と共有し、より身近に感じられる点がBeRealの魅力として高く評価されているようです。
ランダム通知のゲーム性
「今何してるかすぐ分かるし、いつ来るか分からないドキドキ感もするのが良い」という回答もありました。ランダムに通知が届き、制限時間内に写真を投稿しなければならないという”ゲーム性”も人気の要因のひとつとなっているとのことです。
思い出の記録として活用
「日々のなにげない日常を写真に残すことができ、あとから見返した時に懐かしいと思えたらいいなと思ったから」「友達と写真を撮ったり自分の状況を撮ったりそのとき何してたかが残るから思い出になる」「位置情報も付けることができて地方に行った時の思い出になるから」といった、思い出作りのために活用するという声も多数寄せられました。
BeRealにはカレンダー形式で過去の投稿を自分だけが見返せる機能があり、「あの日は何をしていたっけ?」と簡単に振り返ることができる点も他のSNSとは異なる特徴として挙げられています。
デュアルカメラ機能と無加工の魅力
「内カメと外カメで写真を同時に撮れるのが面白いから」という声もあり、内カメラで自撮りをしながら外カメラでその場の雰囲気も同時に撮影できるデュアルカメラ機能が好評とのことです。
くわえて、「加工無しのリアルが見れる点を推す」「何気ない日常をとれる、加工がないからありのままで思い出」「遊んでる時に撮るのは楽しい。あと無加工だから実力勝負できる」といった、無加工であることを評価する声も多く集まりました。写真を加工して投稿することが主流の中で、あえて”ありのままの姿”を共有する点が好評のようです。
約3割の高校生が利用しない理由
一方、「利用していない」と回答した27.9%の高校生の意見をみると、「写真が嫌い」「自撮りを投稿することに抵抗がある」「SNSに写真をあまり載せたくない」など、写真撮影そのものへの苦手意識を挙げる声が多く集まりました。
自己評価が揺れやすい思春期において、写真を残すことに抵抗を感じている若者は多く、「自分に自信がない」「他と比べられたくない」といった思考から写真投稿に踏み切れない高校生も少なくないとのことです。
また、「通知のタイミングがランダムなのがだるい」「定期的に写真を撮るのは疲れそう」といった意見もあり、利用者にとってはゲーム感覚の機能でも、非利用者にとっては”強制感”として映る側面もあるようです。
さらに、「監視されている感じが苦手」「学校で問題になったりしていて危ないから」「親に止められている」など、SNSそのものへの警戒心を持つ意見も目立ちました。位置情報やリアルタイムの特性から、安全面やトラブルへの不安を感じている高校生もいるとのことです。
高校生が語るBeRealのおすすめポイント
利用している高校生に「大人にBeRealをおすすめするなら?」と聞いたところ、「思い出をメモリーで思い返せること」「アルバムのようで楽しい」「日記感覚で使える」といった、毎日が自動的に記録される手軽さを推す声が多く寄せられました。
「無加工だからこそのエモさがある」という声もあり、写真に対するハードルの低さや”加工疲れ”がない点もおすすめポイントとして挙げられています。
内外カメラを同時に使う点については、「誰かが撮る係にならず、全員が写真に映れる」という声もあり、その場にいる全員が楽しさを共有できるのもBeRealならではの特性とのことです。
「グループで一緒にやる」「リアルを共有できる」といった身内ノリの共有も大きな特徴として挙げられており、「一日の中で突然通知が来るのが面白い」といった意見もありました。そこからチャット機能で盛り上がれるというおすすめポイントもあるようです。
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今回の調査は、2026年1月6日から1月19日にかけて、全国の現役高校生(男女)215名を対象にインターネットリサーチで実施されたものです。
