優れたデザインの製品で有名な LaCie が、iPhone・iPad・PC からアクセスできるポータブルストレージ「LaCie Fuel」を発表しました。
（画像引用元：LaCie）
iPhone・iPad からは Wi-Fi を介して専用アプリから LaCie Fuel に保存されている動画・曲を再生したり、写真・書類にアクセスできます。
容量は 1TB でバッテリー内蔵。iPhone・iPad には収まりきらない量のデータを持ち運び、好きな時にアクセスできます。
PC とは USB 3.0 でも接続できるので、サイズの大きなファイルをコピーする際も安心。一般的な外付け HDD としても使えます。
※現時点で LaCie 日本法人のウェブページでは LaCie Fuel に関する発表はなく、日本国内で発売する予定があるのかは不明です。
LaCie Fuelで出来ること
iPhone・iPad・PC・Android 端末から Wi-Fi を介して LaCie Fuel に保存されている動画・曲・写真・書類にアクセスできます。
iPhone・iPad・Android 向けには「Seagate Media App」という専用アプリが用意されており、これを使って LaCie Fuel にアクセスします。
（画像引用元：LaCie）
PDF などの書類ファイルはアプリ連携を利用し、他のアプリで開くこともできます。
専用アプリは AirPlay にも対応。iPhone・iPad から Apple TV に映像と音声を転送したり、AirPlay 対応スピーカーから音声を流すことができます。
iPhone・iPad から写真・動画を転送できる
iPhone・iPad で撮影した写真・動画を LaCie Fuel に転送できるので、空き容量を確保できます。
Dropboxと連携、LaCie Fuelに自動保存
LaCie Fuel がインターネットにアクセスできる状態であれば Dropbox と同期。Dropbox に保存されているファイルは LaCie Fuel にも保存されます。
iPhone・iPad が圏外でも、Dropbox と同期していた LaCie Fuel があれば Dropbox のファイルを参照できます。
どれくらいのデータを保存できる？稼働時間は？
LaCie Fuel の容量は 1TB。最大500の映画あるいは16万曲、または19万枚の写真を保存できるとしています。
（画像引用元：LaCie）
内蔵しているバッテリーを使った場合、最大で10時間は使うことができます。使用する環境によって稼働時間は短くなります。
Wi-Fiネットワークは必要？同時に接続できる台数は？
LaCie Fuel が Wi-Fi アクセスポイントになるので、別途 Wi-Fi ネットワークを用意する必要はありません。
付近に利用できる Wi-Fi ネットワークがあれば、そこに LaCie Fuel を接続してモバイルルーターとして使うこともできます。
対応している規格は 802.11b/g/n で、同時に接続できるのは5台まで。HD 動画を再生する場合は3台までに制限されます。
LaCie Fuelの重さ・サイズ・価格
重量は300グラム。Retinaディスプレイモデルではない、初代 iPad mini よりも若干軽い程度の重さです。
サイズは縦横が11.5センチ、厚みが2.3センチです。ちなみに iPhone 5s の高さは約12.4センチで厚みは約0.8センチになります。
（画像引用元：LaCie）
価格は199.99ドル（約2万1000円）です。
冒頭でご紹介した通り、現時点で LaCie 日本法人のウェブページでは LaCie Fuel に関する発表はなく、日本国内で発売する予定があるのかは不明です。
もっと手軽・手ごろなストレージが欲しい！
1TB と言わず、iPhone にもう少し容量が欲しい！という場合は「Wi-Fi SDカードリーダー」がお勧めです。iPhone の充電もできます。
iPhone からは Wi-Fi を介し、専用アプリで SD カード内の動画・写真・書類にアクセスできます。デジカメで撮影した写真を見たり、iPhone にコピーすることもできます。
対応している SD カードは SD・SDHC・SDXC で、容量は 128GB まで。さらに USB メモリ・HDD も接続できます。
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