Apple CEOがメタバース分野への投資を認める。AR/VRゴーグルの目指すものとは?

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Appleのティム・クックCEOが、同社が現在取り組んでいるAR/VRに関して、メタバースに多くの可能性を見出していると述べたことをテック系メディア「Appleinsider」が伝えています。

*Category:テクノロジー Technology|*Source:Appleinsider(1) ,(2) ,MacRumors

Appleはメタバース分野へも注目、クックCEO「多くの可能性を見出している」


Appleは現在AR/VR分野への取り組みを強めており、最近ではAR/VRゴーグルや眼鏡型デバイスの開発がリークされています。

しかし先日、米経済紙記者マーク・ガーマンは、Appleがメタバースを避けようとしている、と指摘しました。

メタ・プラットフォーム/フェイスブックの未来像にあるような、ユーザーが逃げ込める完全な仮想世界のアイデアは、Appleでは禁じられていると、かなり直接的に言われた(マーク・ガーマン氏)

「Appleinsider」によれば、クックCEOは先日、このメタバースについての質問に対し「我々はイノベーションをビジネスとする企業だ」「App Storeには14,000以上のARアプリがある」と述べたとのこと。

この曖昧な回答は以前から繰り返されているものですが、同CEOはさらに、この分野について「多くの可能性」を見出しており「それに応じて投資している」と付け加えています。


現在Appleは、2022年に発売される可能性のあるAR/VRゴーグルの開発に取り組んでいるとの噂です。このデバイスが最終的にどのような体験を目指すものなのかは不明ですが、Appleがメタバース的な体験を完全に否定しているわけではない、ということは確かなようです。

これまでAppleが注力しているのは主にAR(拡張現実)だと考えられていましたが、AppleはVR(仮想現実)への投資も同時に行っていると考えられます。なお、著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、噂のゴーグル型デバイスはARとVRを兼ね備える複合現実(MR)ゴーグルであると指摘しています。

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