【海外サッカー】アーセナルへ電撃移籍! 三苫のライバル「レアンドロ・トロサール」とはどんな選手?

2023.02.01

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三苫選手の同僚でポジション争いのライバルだったトロサール。昨シーズンからブレイクし競合相手に決めてくる勝負強い選手です。そんなトロサール選手が富安選手所属のアーセナルに移籍決定。どのような選手なのか、どこに期待できるのか解説していきます！

1. プロフィール
- 1.1. プレースタイル
- 1.2. 経歴
2. 所属チーム（アーセナル)の特徴
- 2.1. 基本情報
- 2.2. これまでのアーセナル
3. 獲得理由と起用方法について
4. 試合の観戦方法
- 4.1. おすすめはABEMA！
5. レアンドロ・トロサール選手の活躍に期待！

プロフィール

まずはトロサール選手のプロフィールを確認しましょう。

レアンドロ・トロサール
年齢　28歳(1994/12/4)
身長・体重　172cm　65kg
出身国　ベルギー
利き足　右
ポジション　ウイング、センターフォワード

プレースタイル

切れ味鋭いドリブルと決定力が魅力。両足も問題なく使えるためどこにいてもシュートが打てる選手です。サイドでも中央でもプレイできるバランス能力も特徴なウインガー。

経歴

かつて伊東純也選手も所属していたKRCヘンクにてプロデビュー。18－19シーズンではキャプテンを務めて8年ぶりのリーグ優勝に貢献します。その活躍が認められ、2019年の6月にブライトンへ4年契約で移籍。徐々に頭角を現し、今年の2022年10月のリバプール戦では史上三人目となるリバプールの本拠地アンフィールドでのハットトリックを達成。

順風満帆に思えましたが、2022年にチェルシーへ恩師のポッター監督が引き抜かれ後任のロベルト・デ・ゼルビ監督とは軋轢が生じます。ワールドカップ終了後は三苫選手の活躍もあり、所属元のブライトンで試合に出られず、移籍を志願。同じころ第一ターゲットのムドリクを取られたアーセナルがプランBとしてすぐさま交渉し、アーセナルへの移籍が決まりました。

所属チーム（アーセナル)の特徴

サッカーは11人のスポーツ。ぜひトロサール選手が所属しているチームの特徴を知ってより深く試合を楽しみましょう！

基本情報

正式名　アーセナルFC(イングランド1部)
相性　ガナーズ
軍需工場の労働者のクラブとして創設されたため、大砲のエンブレム
そちらから相性がガナーズとなっています。
チームカラー　赤白
順位　1位(1/31時点)

これまでのアーセナル

2003-2004シーズンでは無敗優勝の記録を打ち立てた名門。当時率いていたベンゲル監督はJリーグの名古屋グランパスを指揮しておりクラブハウスには下駄箱を用意するなど日本の文化を取り入れています。過去にも日本人選手は所属しており、日韓W杯で活躍した稲本選手や高卒でイギリスにわたった宮市選手、先日のドイツ戦で点を取った浅野選手が在籍。

長らく低迷していたアーセナルですが、20－21シーズンの途中から、クラブOBのミケル・アルテタ監督が名将ペップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを経て就任。初年度でFAカップを制するもチームは度々不振に陥り解任論が騒がれます。しかし明確なビジョンをもつアルテタ監督を経営陣が辛抱強く支えたことで徐々に結果が出始め、若手中心のチームは現在プレミアリーグで首位に。無敗優勝以来のプレミアリーグ制覇に向けて前進しています。

獲得理由と起用方法について

もちろんトロサール選手はどのチームも欲しがる才能あふれる選手ですがアーセナルはなぜ獲得し、どのように使うのでしょうか？背景となるのが昨年の冬の移籍の失敗。それは大黒柱の選手がケガがちで層が薄い中、補強できず失速してしまい最終的にチャンピオンズリーグの出場権を取り損ねたことです。

夏に補強を行い優秀な選手は取れましたが、今年も層が厚いとは言えず特にクラブが問題視しているのがサイドアタッカー。各国代表まで成長したマルティネッリとサカはどのクラブにでも通用するスーパーな選手になりましたが、彼らを休ませるとチームの質が大きく落ちてしまうのが問題。そこで彼らの代役を務めることができ、また試合が膠着した時に流れを変える切り札として使える選手で移籍金も適正な金額で抑えられる、そんな選手がトロサールでした。

無事加入したトロサールですが、基本的にはブライトン同様左のウインガーで起用され、状況によっては両足が蹴れるので逆サイドでの起用もありそう。彼のような複数ポジションをできる選手が入ることでアーセナルはまた一歩優勝に向けて前進しましたね！