プレミアリーグ史上最高額でチェルシー移籍! アルゼンチン優勝の立役者エンソフェルナデスとは?

2023.02.13

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プレミアリーグ史上最高額の1億2100万ユーロでチェルシーへの移籍が決まったアルゼンチン代表のミッドフィルダーのエンソフェルナンデス。ワールドカップで母国の優勝に大きく貢献した23歳に関して詳しく深掘りしていきます。

プロフィール

まずはエンソフェルナンデス選手のプロフィールを確認しましょう。

エンソ・ヘレミアス・フェルナンデス
年齢　22歳(2001/1/17)
身長・体重　178cm　78kg
出身国　アルゼンチン
利き足　右
ポジション　ボランチ　セントラルミッドフィルダー

プレースタイル

豊富な運動量によるハードワークが持ち味。一方でパスやドリブルなど技術力も併せ持つ万能型な選手。

経歴

リーベルプレートの下部組織出身で2020年にトップデビューしたばかりのヤングスター。2022年にベンフィカに移籍し、その年にアルゼンチン代表デビューを飾ります。そして記憶に新しいカタールワールドカップで母国のアルゼンチンを優勝に導くとその活躍が認められチェルシーがプレミアリーグ最高額の移籍金で獲得。選手を取られた側のベンフィカ会長のルイ・コスタは「二度とベンフィカのユニフォームを着てほしくない」と怒りをあらわにするほど重要な選手に成長していました。

所属チーム（チェルシー)の特徴

エンソフェルナンデス選手が所属しているチームはどんなチームなのか？特徴を知ってより深く試合を楽しみましょう！

正式名　チェルシーFC(イングランド1部)
愛称　ブルーズ
ロンドン西部を拠点とするサッカーチーム。同じくロンドンに拠点を置く名門アーセナルとは強力なライバル関係にあり、ビッグロンドンダービーとして数々の名勝負を残しています。

チームカラー　青
順位　9位(2/10時点)

2003年にロシア人富豪のロマン・アブラモビッチがオーナーに就任して以降、積極的な投資が実を結び優勝争いの常連にまで成長。特に転換点となったのがポルトでチャンピオンズリーグを制覇したジョゼ・モウリーニョ監督を招聘した2004年。強固な守備を武器としたチームはプレミアリーグを連覇し、長らくリーグを制覇していたアーセナルとマンチェスターユナイテッドの2強時代を終わらせました。その後も豊富な資金で有力選手を集め、チャンピオンズリーグも制覇、成績がでないと判断するとすぐに監督を変えるのが大きな特徴。

順調に成長していたアブラモビッチ体制のチェルシーでしたが、22年に発生したロシアのウクライナ侵攻で突然の終焉を迎えます。プーチン大統領との関わりが深いとしてクラブを手放すこととなり、ロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーであるトッド・ベイリーが買収。そして迎えた今期の23年シーズンはチャンピオンズリーグ優勝をもたらした名将トーマス・トゥヘル監督を解任し、若く魅力的なチームを作り上げたグレアム・ポッター監督を招聘、夏に2億5,000万ポンドを使いスター選手を買い集めるなど派手な動きをしています。

移籍情報

チェルシーはかねてから中盤の底を務められる選手を探していました。理由としてはこれまで主力となっていたジョルジーニョは年齢がベテランの域に入っており、カンテは負傷が癒えずまともに試合に出られない状態。そのため若くて実力もあるセントラルミッドフィルダーの補強が直近の課題に。

当初はロンドンのライバルアーセナルも狙っていたカイセドの獲得を狙うも所属チームのブライトンが徹底抗戦。獲得が難しいと考え、契約解除金が設定されているエンソフェルナンデスに切り替え、お金を出し惜しみせず移籍期限ギリギリでの獲得が成功しました。

起用方法について

現在チェルシーの基本フォーメーションは3-4-2-1とミッドフィルダーが4枚並ぶ形です。エンソフェルナンデスは2枚いる中盤のうちの1枚としてセンターバックの前でフィルターとしての役割を任されることになりそう。中盤の深い位置からボールを散らしたり、奪った後の密集地帯を持ち前のテクニックで抜け出すことが求められると思います。

試合の観戦方法

そんな活躍が期待されるエンソフェルナンデス選手を見るにはどうすればいいのでしょうか？現在プレミアリーグの放送を見る方法は大きく二つです。

SPOTV　NOW
ABEMA

昨年まではDAZNが全試合を放送していましたが今年はSPOTV NOWが放映権を獲得。またABEMAも主に日本人が所属しているアーセナル、ブライトンを中心に放送をしています。