iPhoneがAndroidに突きつける「最悪の未来」

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世界シェアではAndroidを下回るiPhone。しかしZ世代への影響力では、iPhoneの1人勝ち状態になっているという報告が登場しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:MacRumors ,statcounter

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AndroidにはないApple「iPhone」の圧倒的強み


シェア調査サイト「statcounter」が公開している2022年1月〜23年1月の「モバイルOSの世界市場シェア」では、Androidが71.74%、iOSは27.63%と、Androidが圧勝という結果になっています、


しかし先進国におけるiPhoneのZ世代への人気ぶりを見ると、Androidが安泰とはいい難い状況です。テックメディア「MacRumors」が共有した米誌「Financial Times」の報告によれば、1996年以降に生まれた人たち、別名Z世代は「米国におけるiPhone所有者」全体の34%を占めているのに対し、Androidを搭載するサムスン製スマホはわずか10%に過ぎないとのこと。

報告では、若い消費者はiPhoneを持っていないことで社会的に疎外されることを懸念しているとされています。また、この現象は他のApple製品やサービスの購入を促し、複数の製品カテゴリーにおける市場シェアの拡大に繋がっているそうです。

それ以上の世代では、iPhoneユーザーとAndroidユーザーが比較的均等に分かれているとのこと。このような若年層におけるApple製品の人気はiPhone以外にも影響を及ぼしており、これらのユーザーはAirPods、Apple Watch、Macを購入する傾向が非常に高くなっているとされています。


「Canalys」の調査によれば、AppleはiPhoneを100台世界中で販売するごとに、iPadを26台、Apple Watchを17台、AirPodsを35組販売しているとのこと。しかしサムスンの場合、スマートフォンが100台売れるごとに、タブレットが11台、スマートウォッチが6台、ワイヤレスイヤホンが6組弱売れていることになるそうです。

Z世代の消費者の好みに関する専門家は、「これらの顧客はあらゆる年齢層の中で最もオンライン化が進んでおり、1日に最大6時間をスマートフォンで過ごしている」と述べています。その結果として、Appleのエコシステムの影響力が強くなり、特に米国ではiMessageの重要性が増していると指摘しました。

また、iMessageの普及率が低く、Androidのシェアが大きいヨーロッパでも、同様の傾向がみられるとのこと。これによれば、西ヨーロッパの25歳以下のAppleユーザーの83%がiPhoneを使い続ける予定としているそうです。

「MacRumors」はZ世代が高齢化するにつれ、Appleの市場シェアはさらに強固なものとなり、ライバル企業の進出はますます困難になると指摘しています。現在はシェアでiPhoneを圧倒するAndroidですが、Z世代が消費者の中心となった頃に待ち受けるのは「最悪の未来」かもしれません。

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