3月のWBCで繰り広げられた侍ジャパンのドキュメンタリー映画が話題沸騰中です。その人気ぶりから1週間の上映期間の延長が決定しました。さらに上映する映画館も全国83館追加決定!! この記事では侍ジャパンの映画の舞台となった試合を振り返りながら見どころをご紹介します。興奮と感動が交錯する野球の世界を映画館で体験しませんか？
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目次
侍ジャパンの映画が大ヒット！ その魅力とは？
侍ジャパンのWBCでの奮闘ドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」。国内映画ランキングでは上映館数が少ないにもかかわらず初登場6位にランクインするほどの人気ぶり!! 主題歌はあいみょんの「さよならの今日に」が起用されました。
試合では見れない選手の素顔や優勝秘話などがもりだくさん！
感動の試合を作り上げた舞台裏や大会直前に行われた宮崎合宿、WBCのベンチやロッカーでの選手たちの様子などが見れるとあってファンにとって絶対見逃せない映画です。今回のWBCは大谷翔平選手(エンゼルス)やダルビッシュ有選手(パドレス)といった日本人メジャー・リーガーも出場したので注目の試合となりました。
感動の試合を振り返ってみる。優勝までに繰り広げられたドラマは……。
3月9日から始まったWBCで日本の試合は22日の決勝まで7試合行われています。これまで積み上げてきた努力の成果を世界にぶつけて挑んだ試合でした。世界に日本野球の素晴らしさを伝えた侍ジャパン。1試合ずつ振り返ってみましょう！
第1戦の中国戦は8-1で白星発進！
先発はピッチャー兼3番・DHで出場した大谷翔平選手で初回から大盛り上がりでした！ 160キロ前後のストレートとキレのあるスライダーを中心とした投球で4回までランナーを出さない完璧な仕上がり。バッティングでもヒット2本・2打点で活躍。他にもヌートバー選手のヒットと好守備、牧秀悟選手のソロホームランなどで順調に得点して勝利しました。
第2戦の韓国戦は13-4で勝利!! 波に乗る
翌日行われた第2戦はWBCでの対戦成績が4勝4敗の韓国との試合でした。先発ピッチャーはダルビッシュ投手です。3回に3点を奪われてしまいますがそのあと日本の打線が爆発!! ヌートバー選手や近藤健介選手とさらには大谷選手のホームランやタイムリーヒットで13点を取って勝ちました。
第3戦のチェコ戦は10-2で次に勝ち進む
試合が行われたのは東日本大震災から12年となる3月11日でみんなが黙とうを捧げた日でした。先発は自身も震災の被害を受けながら乗り越えてきた岩手県陸前高田市出身の佐々木朗希投手。160キロ台のストレートに140キロ台のスライダーとフォークボールを織り交ぜた素晴らしい投球で地元の人たちを勇気づけました。打線も好調で見事勝利をキャッチ!!
第4戦のオーストラリア戦は7-1で勝利 大谷選手の特大アーチが飛び出す
翌日行われた第4戦の先発は山本由伸投手。バリエーション豊かな投球でファンを魅了しました。そしてこの試合では大谷選手の特大スリーランホームランが飛び出します!! その大きさはライトスタンドに大きく掲げられていた自身の看板を直撃するほど。大興奮の試合で危なげなく準々決勝に進みました。
準々決勝のイタリア戦は9-3で勝利 侍ジャパンの絆が見えた
マウンドには第1戦以来の大谷選手が！ 1回から160kmを超える投球や得意のスプリットなどでいい調子。バッティングでも意表をつくバントで先制点に結びつけたりするなどいい流れで進んでいました。しかし5回にイタリア打線につかまってしまいます。ピンチを迎えて2点返されて降板。
でもご安心を!! そのあと登板した伊藤大海選手がピンチを切り抜けると、その後の攻撃で村上宗隆選手や岡本和真選手などが3点を加えてイタリアチームを引き離すことに成功。そしてダルビッシュ投手など5人の投手リレーで無事に抑えて勝利！ これぞ侍ジャパンの絆が光った試合と言えそうです。
準決勝に勝ち進む！ 劇的な展開のメキシコ戦は6-5でサヨナラ勝ち!!
準決勝にコマを進めた侍ジャパンは今大会ノリに乗っているメキシコと対戦。チェコ戦以来となる先発の佐々木朗希投手がマウンドに上がりました。立ち上がりはよかったのですが4回表にスリーランホームランを浴びてしまいます。
しかしそこからが侍ジャパンの腕の見せどころです。吉田正尚選手がスリーランホームランで同点に追いつくと大谷選手や村上選手のツーベースヒットでなんとサヨナラ勝ち！ 映画の中では佐々木選手がこの時ベンチ裏で流した涙の秘蔵映像が見られるとのことですのでさらに感動を味わえそうですね。
ついに決勝戦！ アメリカに3-2で勝って3大会ぶり世界一に
先制したのはアメリカでした。しかしその裏侍ジャパンは村上選手と岡本選手のソロホームランと、満塁のチャンスでヌートバー選手の内野ゴロの間に返した1点で合計3点を奪います。あとは素晴らしい投手リレーで最後はダルビッシュ選手・大谷選手とつないで勝ち越したままゲームセット。ついに世界一となったのです！
映画は6月29日まで！ あの感動をもう一度!!
選手たちはWBCの優勝を通して我々に勇気と希望を与えてくれました。映画では華やかな試合の裏で選手たちが体験した苦悩や努力、そして絆の深さを味わうことができます。あの感動を映画でもう一度体験してみませんか？ きっと明日からまたがんばろうって思えるはず！
