Googleのメモアプリが「生成AI」と融合、どう進化する?

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Googleが同社製のメモアプリ「Keep」に、AI機能の導入を計画しているようです。テックメディア「9to5Google」が、最新バージョンのコード解析から新機能「マジック・リスト」を発見しています。

*Category:テクノロジー Technology *Source:9to5Google ,AI Test Kitchen

Google KeepのAI支援機能「マジック・リスト」


「9to5Google」によれば、マジック・リストは「創造的なメモ書き支援」の機能として追加されているとのこと。

This feature looks to let you enter a prompt, which has to be longer than three words, like “A packing list for a camping trip with kids.” Google Keep should then return relevant bullet points.


— 引用:9to5Google

訳:この機能は「子連れキャンプ旅行の持ち物リスト」のように、3語より長いプロンプトを入力できるようだ。Google Keepは関連する箇条書きを返すはずだ。

同メディアによれば、この機能は「AIテストキッチン」でテストされていた「List It(リスト化)」に似ているとのこと。これは2022年に実施されたもので「目標やトピックを挙げ、LaMDA(Googleの大規模言語モデル)がそれをどれだけ複数のサブタスクのリストに分解できるかを見る」とされていました。

マジック・リストで生成されたリスト項目について、Googleは「事実とみなされるべきではない」としているとのこと。「9to5Google」はこれについて、「ユーザーが重要なタスクを出力に頼ることを避けているのだろう」と指摘しました。

生成されたリストは、Gmailの返信支援機能に似た仕組みで、メモに追加する前に確認することができるようです。マジック・リストが追加されれば、買い物リストや持ち物リストの作成はかなり楽になるかもしれません。

このマジック・リストのコードは、このAndroid版Google Keepのバージョン5.23.422.03.90で追加されていたとのこと。ロールアウトはまだ行われておらず、今後一般公開されるかは不明です。

Googleは様々な生成AI機能を同社サービスに導入しており、最近では検索結果に生成AIによる回答を表示する「SGE」のテストを始めています。

また英語圏では、画像を追跡する「About this image(この画像について)」がリリースされました。この機能では、AIによる説明の生成のテストも実施中です。

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