【物議】大迫勇也選手の〝終了間際の劇的ゴール〟はオフサイドだった…!?

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Jリーグ優勝への道をかけて12日に行われた浦和レッズVSヴィッセル神戸。浦和レッズは勝利で納めなければ優勝への道が閉ざされてしまうという大一番でした。しかし、勝利の女神がほほ笑んだのはヴィッセル神戸! 初の優勝へ向けてヴィッセル神戸にとっても大切な試合だったため、ここでの首位キープは精神的にも有利なものとなります。物議をかもしているのはこの試合の決め手となったヴィッセル神戸FW・大迫選手のゴールシーンです。

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大迫選手のゴールがオフサイドだった!?

悲願の初優勝をかけて勝ち進んだヴィッセル神戸。勝利を決めたボールを放ったのは大迫勇也選手です。しかし、この大迫選手がオフサイドだったのではないかとSNS上や「DAZN」の番組・Jリーグジャッジリプレイにて疑惑が上がっています。今シーズンJリーグではすでに大けがを負った神戸FW・斉藤未月選手への判定がノーファウルだったこともあり、誤審が多すぎるのではないかとのことです。

スポーツはフェアで行わなければなりません。判定の1つによって勝負が覆ることもしばしばあります。試合を行っている選手はもちろん、応援しているファンにとっても誤審によって勝敗がつくのは避けたいところ……。今回は、なぜ大迫選手のゴールがオフサイドと言われているのかについて詳しくご紹介していきます! 

疑惑の試合は浦和レッズVSヴィッセル神戸!!

疑惑を生んでいるのは12日に行われた浦和レッズVSヴィッセル神戸の試合です。1-1で後半アディショナルタイムを迎えるという接戦ぶり。浦和レッズからするとこの試合では勝利を掴むしか優勝への道が閉ざされてしまうため、浦和レッズにフリーキックが渡るという絶好の機会は逃したくありませんでした。浦和レッズのGK・西川選手も前に上がり、浦和レッズ陣にはDF・大畑選手のみという状況です。

フリーキックを担当した中島選手のボールに西川選手が競い合うもヴィッセル神戸のGK・前川選手がキャッチ。そのまま素早く前へ出したため、ほぼフリー状態で大迫選手が無人ゴールへと決めました。1点差で勝利を収めたヴィッセル神戸が優勝への王手を決めることに成功します! 接戦で激しい試合だったために、難しい判断を迫られたのかもしれません。

なぜオフサイドの疑惑が?

問題視されているのは浦和レッズのGK・西川選手が神戸FW陣にまで上がっていたために、オフサイドラインがハーフウェーライン(コートを中心で区切る線)だったことです。大迫選手は足元はヴィッセル神戸陣に残してはいましたが、ボールを受け取る際に上半身がこのハーフウェーラインを超えていました。浦和レッズ陣にはDFである大畑選手がいましたが、副審は大畑選手ラインをオフサイドラインと勘違いしていた可能性が高いです。

この映像により、「DAZN」でコメントを求められた元国際審判員・家元政明氏は「難しい試合だったために、GKが前に出ていることを忘れてしまっていたのではないか? 」とのこと。GKが前に出るという珍しいシーンだったために、副審も判断を鈍らせてしまったようですね……。こういった誤審を防ぐためにも何かしらの策が必要となってきます。

VAR判定で撮れていなかった!?

実は大迫選手がゴールを決めた時、レフリーがVARの確認をとっているかのような動きをしていました。しかし、その後すぐに動き出したのでVARが撮れていなかったのではないかと言われています。レフリーや副審たちもオフサイドの疑惑を持ちましたが、証拠がなかったためにそのまま通ったようです。

「DAZN」の番組に出演していた元日本代表・栗原勇蔵氏は「副審はDFについて言ってしまうのが習性なんだと思う」と述べていました。誤審をしてしまったとはいえ、副審をしっかりとフォローする発言も! 12台もカメラがあったにも関わらず、オフサイドへの証拠がなかったのは改善が必要と考えられます。

しっかりと収めるためには引き映像が必要?

なぜSNS上や「DAZN」内ではオフサイドという意見が多いのかというと、審判たちや中継・テレビなどでは使用できないスカウティング映像を視聴したからです。このスカウティング映像は高い位置から取られているため、コートのほぼ全体をみることができます。判断をするのは審判やサッカー協会のため、スカウティング映像によって判断することはできません。海外では、コート全体を移すカメラが使用されているとのことです。正確な判断をするためにもこういった処置が必要なのかもしれません……! 

再試合を求める声も多数……!!

もちろん応援しているチームが誤審によって勝敗をつけられてしまうと、ファンたちにとっても納得はいきませんよね。そのため、再試合を求める声がSNS上で多数寄せられています。Jリーグは今シーズン誤審が多すぎると問題視もされているため、再試合が難しくとも誤審を認めることから始めてほしいとの声も! 再試合については誤審だったのか、競技規則の適用ミスだったのかによって決まります。これが競技規則の適用ミスだった場合は、再試合の可能性もあるとのことです。

試合はフェアであり続けなければいけません。審判たちも人であるからにはミスが起きることも仕方がありませんが、試合の1つ1つに選手やファンたちの想いが詰め込まれています。少しでもミスを減らすために、対策ができるところはしていく方が良いのかもしれません! スポーツは選手も見る側も熱くなるものですから、人々を楽しませてくれるコンテンツとしてこれからも改良できるところはぜひ検討してみてほしいですね! 

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