
Notta株式会社は6月16日、AI議事録サービス「Notta」と連携するAIボイスレコーダー『Notta Memo』の一般発売を開始したと発表しました。
価格は23,500円(税込み)で、Amazonオンラインショップにて販売されます。
同社によると、近年ビジネスシーンにおける音声記録の重要性が増しており、AIを活用した議事録作成ツールの需要も高まっているとのことです。
これまでソフトウェアベースでサービスを提供してきた同社は、顧客からの「より簡単に、どこでも高品質な音声を記録したい」という要望に応えるため、専用ハードウェアの開発に着手したと説明しています。
同社は、Nottaの音声認識精度が98.86%に達する一方で、その精度を左右する音質問題に着目し、高音質集音機能を備えるボイスレコーダーの実現が重要だと考えて『Notta Memo』を開発したとしています。
4つのマイクを搭載したコンパクト設計

『Notta Memo』は、4つのMEMSマイクと1つの骨伝導マイクを搭載し、会議や通話などさまざまな場面でクリアな音声を録音できるとされています。

コンパクトなカード型デザインを採用しており、持ち運びに便利でビジネスシーンに溶け込む洗練されたデザインとなっています。

録音データはWi-FiやBluetooth経由で自動的にNottaアプリに転送され、すぐに文字起こしや議事録作成が可能になるとのことです。
同社は、このリリースによりユーザーが場所やデバイスを選ばずに、いつでもどこでも高品質な音声を記録し、NottaのAI議事録作成機能をより便利に利用できるようになると説明しています。
同社は「会話から無限大の価値を発見」をビジョンに掲げ、音声認識と自然言語処理の最先端AI技術を取り入れたサービスを開発しているとのことです。
ISO27001、SOC 2 Type2を取得するなど業界最高のセキュリティ体制を整え、上場企業や政府・自治体にも安心して利用できるサービスを提供しているとしています。
- Notta株式会社コーポレートサイト:https://www.notta.ai/company