がん患者サポートアプリ『ハカルテ』、AppleとGoogleの健康管理サービスと連携開始

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がん患者サポートアプリ「ハカルテ」とAppleヘルスケア、Googleヘルスコネクト連携開始のメインビジュアル

 株式会社DUMSCOは10月7日、がん患者サポートアプリ『ハカルテ』が、Appleの「ヘルスケア」およびGoogleの「ヘルスコネクト」との連携機能を開始したと発表しました。

目次

健康データの自動同期を実現

 『ハカルテ』は2024年7月にリリースされた、がん患者向けのサポートアプリです。体調や服薬状況を簡単に記録でき、医療者に心身の状態を伝えるサポートをします。

 従来は体温・血圧などの測定データをユーザーが手動で入力する必要があり、「ヘルスケア」や「ヘルスコネクト」を利用している方の場合、入力が二度手間になるという課題がありました。

 今回の連携により、ウェアラブルデバイスや健康測定機器と連携された「ヘルスケア」や「ヘルスコネクト」から取得したデータが、定期的に『ハカルテ』に反映されます。これにより、より正確かつ負担の少ない記録が可能になるということです。

連携可能なデータと対応デバイス

 連携可能なデータは、体温、血圧、安静時心拍数、体重、睡眠、歩数です。

がん患者サポートアプリ「ハカルテ」の体調記録、振り返り、体調を伝える主要機能画面

 対応可能なデバイスは、「ヘルスケア」や「ヘルスコネクト」と連携しているスマートウォッチ、その他ウェアラブルデバイス、体重計、血圧計などの測定機器です。

今後の展開

 『ハカルテ』は、誰もが簡単に継続的な体調管理を行えるよう、ユーザー目線に立った開発・改善を重ねている点が特徴です。体調の記録から分析まで、包括的な健康管理機能を提供し、ユーザーが自分の健康状態を正しく把握し、より主体的に健康管理に取り組めるようサポートすることで、QOL(生活の質)向上に寄与することを目指しています。

 今後は健康アドバイス機能の提供や、医療従事者との相談機能なども追加していくほか、アプリ内で健康に関する情報提供なども行い、より広くユーザーの健康をサポートできるアプリを目指すとのことです。

 同社は今後も『ハカルテ』を通じて、がん患者の治療生活をサポートしていくとしています。

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