
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は10月31日、2026年上半期の正式リリースを予定している新製品『初音ミク V6』のティザーページを公開しました。
新作『初音ミク V6』の概要
『初音ミク V6』はVOCALOID版『初音ミク』の最新作となる製品で、日本語・英語・中国語のボイスライブラリーを搭載する予定です。ティザーページでは、現在開発中の新製品が「プリズム」(ろじ feat. 初音ミク)を歌っている歌唱デモ動画が試聴できるようになっています。
VOCALOID6にはAI技術を用いたVOCALOID:AI機能が新搭載されており、より自然な歌声の合成をもって、日本語、英語、中国語を織り交ぜた流暢な歌唱が可能になるとのことです。なお中国語については『初音ミク V6』正式リリース後の無償アップデートにて対応となる見込みです。
歌唱デモ動画
体験版の無償提供予定
2025年12月中旬頃を目処に、旧来のVOCALOID版『初音ミク』シリーズのユーザーを対象とした、『初音ミク V6』Early Access版(日本語ボイスライブラリーのみ)の無償提供を予定しているとのことです。
『初音ミク』について

『初音ミク』は、歌詞とメロディーを入力すると歌わせることができる歌声合成ソフトウェアです。2007年8月31日に『VOCALOID2 初音ミク』として発売されたのが始まりで、同製品で作られた音楽がインターネット上に多数投稿されたことによってイラスト・歌・ダンスなどの創作の連鎖が拡がり、ユーザー生成コンテンツを原動力とした文化現象となりました。
現在では、ブルーグリーンのツインテールが特徴的な「バーチャルシンガー」としても多くの方に認知されており、国内外でグッズ展開やコンサート公演を行うまでに活躍の場を拡げています。国内では初音ミクたちのライブと創作の楽しさを体験できる企画展を併催したイベント『初音ミク「マジカルミライ」』が、2013年からの累計で58万人以上を動員しており、2026年はOSAKA、TOKYO、HAMAMATSUの3都市で開催予定です。
また国外では、初音ミクの世界ツアーシリーズ「HATSUNE MIKU EXPO」が、これまでに46都市で111公演を巡演しており、2025年11月にはシリーズ初のアジアツアー、2026年には北米ツアーを控えています。
関連リンク
- 『初音ミク V6』ティザーページ:https://sonicwire.com/product/virtualsinger/special/miku-v6
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- 初音ミク公式サイト:https://piapro.net/
- クリプトン・フューチャー・メディア株式会社:https://www.crypton.co.jp/
