クリスマスは「本音と建前のギャップ」が最大！　理想は「恋人と過ごす」が最多でも現実は「家族・仕事」が最多の調査結果

2025.12.24

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　HiClub株式会社は12月23日、SNSアプリ『GRAVITY』のユーザー2,172名を対象に実施したクリスマスに関する意識調査の結果を発表しました。調査では、クリスマスに対する「現実の予定」と「理想の過ごし方」に大きなギャップが存在することが明らかになったほか、SNS時代ならではの比較ストレス、孤独感、金銭的プレッシャーが浮き彫りになったとのことです。

調査概要

　調査は2025年11月4日から11月8日にかけて実施されました。調査対象は『GRAVITY』のアプリユーザー2,172名で、性別構成は女性60.8％、男性34.9％、その他4.2％となっています。年齢構成は20代から30代が約42.7％を占め、10代437名、20代505名、30代422名、40代380名、50代312名、60代以上116名という内訳です。

現実のクリスマス予定は「家族」が最多

　クリスマスの予定を聞いたところ、最も多かったのは「家族と過ごす」という回答で784人、全体の36％を占めています。次いで「仕事・バイト」が380人、「ひとり」という回答が340人となっており、ネット上で言われている「クリぼっち」が圧倒的という結果ではないことがわかりました。

世代別・地域別に見えるクリスマスの過ごし方の違い

　年代別に分析すると、10代は家族と過ごす割合が突出して高く、20代になると価値観が最も分散しクリスマス像が「多様化」しているとのことです。30～40代は家族イベント化しつつ、50代以上はクリスマスを特別視しない傾向にあるということです。

　都市部（東京、神奈川、大阪、愛知、福岡）と地方でのクリスマス予定の違いを分析すると、地方は家族率が高く都市部よりも7.3ポイント多い結果となっています。地方ほど「家族クリスマス」が根強い文化が見えるとのことです。逆に都市部は「ひとり率」が高く17.6％となっており、地方より3.1ポイント高く、都市部はソロ活・一人時間の価値観がより強い傾向にあるということです。

理想のクリスマスは「恋人と過ごす」が圧倒的

　理想のクリスマスについて聞いたところ、最も多かったのは「恋人と過ごしたかった」という回答で全体の41.7％、5人に2人の割合となっています。実際の予定と比較すると大きなギャップがあり、本音では恋愛クリスマスを求めているということです。「どちらでもいい・とくに理想なし」という回答は25.1％となり、意外にもクリスマスを特別視していない層も存在しているとのことです。

クリスマスに対する感情は世代別で異なる

　クリスマスを楽しみにしているかについての質問では、全体で45％が楽しみと回答しました。楽しみにしているのは女性が圧倒的に多く7割となっており、男性は全体比で楽しみ層の割合が下がっているとのことです。男性はクリスマスへの熱量が女性に比べて低い傾向にあり、ネガティブな層は男女半々で20代と40代が多い結果となっているということです。

　ネガティブ層の20代は比較疲れ・恋愛疲れで憂うつになり、40代は家庭と仕事の板挟みで憂うつになり、50～60代は孤独の重みが増して憂うつになるとのことです。

「ひとりクリスマス」は必ずしも悲しいわけではない

　ひとりでクリスマスを過ごすと回答した人は340人で全体の15.7％となっています。その中でも20代が最多で、50代、40代が続く形となっているとのことです。また約6割が男性という結果になったということです。

　感情について見てみると「どちらとも言えない」という回答が最も多かったものの、楽しみと答える人が約25％と4人に1人おり、自分で選んだひとりと望んでいないひとりで感じ方が違うものとなっているそうです。

クリスマスの捉え方は世代で大きく異なる

　調査結果から、10代は「つながり」のクリスマス、20代は「多様性と揺らぎ」のクリスマス、30～40代は「家族と個人のバランス」のクリスマス、50代以降は「日常の延長としてのクリスマス」という特徴が見えるとのことです。

　こうした価値観の違いは、匿名SNSだからこそ可視化される「本音の構造」であり、それぞれの世代の生活背景が色濃く反映されています。

SNSアプリ『GRAVITY』について

　『GRAVITY』はダウンロード数900万突破（※2023年12月時点、当社調べ。Android版とiOS版合算）の次世代SNSアプリです。声とチャットで交流できる「音声ルーム」、同じ趣味の話題で集まるコミュニティや性格診断などのコンテンツが搭載されており、共通の趣味や自分と似た価値観をもつ友達が見つかる匿名性の高いSNSとなっています。