
日清食品株式会社は3月16日、「日清のどん兵衛」の発売50周年を記念した新商品として、50年前のレシピをもとに当時の味わいを再現した『日清のどん兵衛 きつねうどん クラシック(東)』『日清のどん兵衛 きつねうどん クラシック(西)』『日清のどん兵衛 天ぷらそば クラシック』の3品を3月30日に発売すると発表しました。
「どん兵衛」50年の歴史

1976年に誕生した「日清のどん兵衛」は、つゆ・麺・具材のすべてを段階的に改良しながら現在に至ります。
つゆの変遷
発売当初から東日本・西日本でつゆの味を分けて展開してきました。2009年には北海道限定商品「北のどん兵衛」を発売。さらに2011年以降は、「きつねうどん」「天ぷらそば」の東西の味を食べ比べできる商品を期間限定で毎年全国発売しています。
麺の変遷
発売当初は麺同士がくっつかないようウェーブをかけた麺を使用していました。その後、2008年にはうどん・そばともにストレート麺へと変更。2010年にはうどんをより分厚く、もっちりとした食感の三層ストレート麺に改良しています。
具材の変遷
発売当初はボリューム感を重視していた具材も、1991年におあげを丸大豆100%使用のものへ変更、1992年には天ぷらを”さきいれ”から”あとのせ”へと変更しました。2002年以降はおあげの味付けも東西で分け、東日本向けにはかつお節の風味、西日本向けにはかつお節と昆布の風味がくわえられています。
こうした改良を重ねた結果、2024年には麺・つゆ・具材・七味のすべてを東西で分ける”ぜんぶ東西分け”を実現しています。
「どん兵衛 クラシック」誕生の経緯
50周年という節目に原点となる味を振り返ろうと、発売当時の味わいを再現する企画がスタートしました。日清食品では過去にパッケージを復刻した商品を発売したことはありましたが、”味わい”まで再現する試みは今回が初めてということです。
改良を重ねてきたブランドの原点を再現することについては、社内でも慎重な議論が重ねられたといいます。それでも、”当時の一杯”と”現在の一杯”を食べ比べることで50年の歩みを感じてもらいたいという思いから、今回の3品が誕生しました。
発売当時の味わいを再現するまで

発売当時の味わいを知る社員がほとんどいなかったため、まずはその手がかりを探すところから開発がスタートしました。研究所に保管されていた資料を約2カ月かけてひもとき、ようやく当時のレシピを発見。
しかし、レシピが見つかっても現在調達できる原材料で再現できるかは別の問題です。3カ月にわたる試作を繰り返し、麺・具材・つゆのバランスを細かく調整していったとのことです。
社内試食では「当時はこれがうまかったのか(笑)」という声も聞かれたといい、”当時の一杯”を再現したことで現在の「どん兵衛」が歩んできた進化の軌跡が浮かび上がったとしています。
“当時”と”現在”の「どん兵衛」の違い

「どん兵衛 クラシック」で最も違いを感じられるのが麺とのことです。
うどんは現在の『日清のどん兵衛 きつねうどん』よりも薄くて細いウェーブ麺です。そばは現在の『日清のどん兵衛 天ぷらそば』よりも太くてごわつきのあるウェーブ麺で、湯戻し時間も現在の3分とは異なる5分となっています。
つゆは醤油のキレが特徴で、だしのうまみがほのかに感じられるということです。具材のおあげは現在よりも甘みが控えめで、醤油の味わいが際立っているそうです。天ぷらは”あとのせ”ではなく”さきいれ”で、つゆがたっぷり染み込んだ天ぷらからだしのうまみがじゅわっと広がるということです。
商品概要
日清のどん兵衛 きつねうどん クラシック(東)
東日本向けに発売される商品です。内容量は78g(麺60g)で、希望小売価格は236円(税別)。1ケース12食入りで、3月30日に発売されます。
日清のどん兵衛 きつねうどん クラシック(西)
西日本向けに発売される商品です。内容量は77g(麺60g)で、希望小売価格は236円(税別)。1ケース12食入りで、3月30日に発売されます。
日清のどん兵衛 天ぷらそば クラシック

全国向けに発売される商品です。内容量は81g(麺57g)で、希望小売価格は236円(税別)。1ケース12食入りで、3月30日に発売されます。
- 日清食品公式サイト:https://www.nissin.com/jp/
