8GB版iPhone 5cの空き容量は「4.9GB」。16GBモデルよりも割合低下?

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先日、ヨーロッパの一部の国・オーストラリア・中国で発売された iPhone 5c の 8GB モデルですが、その空き容量が判明しました。

iPhone 5c


AppleInsider によると、出荷時の空き容量は 4.9GB だそうです。

「空き容量」とは、実際に利用できるスペースのこと。iOS や 標準アプリもスペースを使うため、実際に使える容量は既定の容量よりも少なくなります。

では、「4.9GB」という空き容量は実用的と言えるのでしょうか?

目次

iWork・iLifeアプリで50%使用

Apple 製アプリをインストールすることを想定してみましょう。

例えば、ワープロアプリ「Pages」・表計算アプリ「Numbers」・プレゼンアプリ「Keynote」の3つで 920MB ほどになります。

そこに動画編集アプリ「iMovie」・写真編集アプリ「iPhoto」・音楽制作アプリ「GarageBand」を加えると、合わせて 2.4GB ほどになります。

これで空き容量は 2.5GB になりますが、アプリを使えばデータが増えるので、空き容量はこれよりも少なくなるでしょう。

ゲームアプリでは、パズル&ドラゴンズが 33MB・Minecraft が 8MB ですが、モダンコンバット4は約 1.6GB と、軽いものも重いものもあります。

また、iTunes Store で配信されている曲で3分前後のものは 8MB ほどなので、空き容量が 2.5GB だと300曲は持ち運べます。

空き容量の割合は16GBモデルより低い

ここで空き容量の割合を、iPhone 5s/5c の 16GB モデルと比べてみましょう。

Which? による調査では、iPhone 5s の空き容量は 12.2GB・iPhone 5c の空き容量は 12.6GB だそうです。

したがって iPhone 5s の空き容量の割合は約 76%、iPhone 5c は約 79% ですが、8GB 版の iPhone 5c は約 61% に留まります。

調査時期にズレがあるので、iOS のアップデートによって 16GB モデルの空き容量が減っている可能性もありますが、15% 以上の差があることになります。

iPhoneは後からストレージを増やせない?

Android スマートフォンとは違い、iPhone は SD カードスロットを搭載していません。そのため、アプリを置く場所の容量は増やせません。

しかし、データを SD カード・USB メモリに入れておく方法はあります。

iFlashDrive


こうしたアイテムを上手に活用できれば、空き容量の少ない iPhone でも快適に使えるかもしれません。

参考(順不同)

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