iPhone 14 Proの「7年ぶりのカメラ大幅アップグレード」とは?
著名リーカーのミンチー・クオ氏によれば、「iPhone 14 Pro」のカメラは12MPから48MP(4800万画素)解像度にアップグレードされるとのこと。また、センサーサイズも25%〜35%増加するそうです。
The main reason for the larger and more prominent rear-camera bump of the 14 Pro/Pro Max is upgrading the wide camera to 48MP (vs. 13 Pro/Pro Max's 12MP). The diagonal length of 48MP CIS will increase by 25-35%, and the height of 48MP's 7P lens will increase by 5-10%. https://t.co/lrwgmnLNce
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 27, 2022
カメラセンサーがより大きくなれば、低照度下での撮影でも十分な光を確保することができます。「ZONEofTECH」はこの48MPのカメラセンサーは、スマートフォン史上最大だと指摘。また、低照度下では解像度を下げて明るい写真をとる「ピクセルビニング」が搭載されるとの説が有力です。
また、センサーが高解像度になることにより、動画でも8K撮影が可能になると噂されています。Androidスマートフォンでも8K撮影に対応しているものはありますが、それらの多くは24fpsか15fps程度でしか撮影ができませんでした。
「iPhone 14 Pro」のA16チップでは、より高fpsでの撮影が可能になる可能性が十分にあります。なお、前モデルの「iPhone 13」シリーズでは、4K/60fpsでの撮影が可能でした。
「ZONEofTECH」は他にも、望遠レンズに機能に変更が加えられるという噂はないものの、解像度が4倍になることにより、理論上はデジタル4倍ズームが可能になるはずだ、と指摘しています。
ただし、これらの大幅強化はProモデルのみで、通常モデルのカメラ強化似関しての噂はありません。また、新チップのA16を搭載するのもProモデルのみとなると噂されています。
iPhoneのカメラ解像度は、初めて12MPカメラを搭載したiPhone 6sが登場して以降、約7年間にわたって変化していません。これまでにもカメラ強化は数多くありましたが、今年の変化はAppleにとってもターニングポイントとなりそうです。