Wii Uの不振を受けていた任天堂は「Nintendo Switch」を発売することによって、主要なゲーム会社の1つであるというイメージを回復させました。
Switchが売れた要因について、海外YouTubeチャンネル「Flatlife」が解説しています。
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Nintendo Switchの魅力とは？
2017年に発売されたSwitchは、今や世界で最も人気のあるゲーム機の1つです。日経新聞によれば、21年末までのSwitchの累計販売は1億354万台だったとのこと。これは、据え置き機として歴代最高だった「Wii」を超える記録です。
Switchの成功には、大きく分けて3の理由があります。
◇ 【1】携帯ゲームとしても、家庭用ゲームとしても遊べる
まず、任天堂は既成概念にとらわれないイノベーションで知られており、これまでにも多くの驚きと予想を超えるゲーム機を発表してきました。
Switchもその例にもれず、世界初の大型ハイブリッドゲーム機です。携帯ゲーム機としても、家庭用ゲーム機としても使えるSwitchは画期的でした。
Switchは、飛行機の中でも、ベッドの中でも楽しめるゲーム機です。
これは、携帯ゲーム機と家庭用ゲーム機の両方のゲーマーを幅広くターゲットにしていることを意味します。家にいるときは大きなテレビ画面でゲームを楽しみ、外出するときはその続きを遊ぶことができます。
他のゲームメーカーも同じようなことを試みています。
例えば、PlayStationにはPSリモートプレイがあり、プレイヤーは複数のデバイスでゲームを続けることができます。ただ、Switchのシンプルさには到底及びません。
◇ 【2】豊富で強力なゲームのラインナップ
ゲームソフトも非常に重要です。XboxとPlayStationは同じゲームを多く販売し、よりハードコアなゲーマーをターゲットにしています。
任天堂は「マリオカート8 デラックス」「マリオパーティ」「大乱闘スマッシュブラザーズX」のように、マルチプレイヤーモードで一緒にゲームを楽しむことに焦点を当てた、独自の専用ゲームライブラリーを持っています。
つまり、ターゲット層はハードコアゲーマーだけではなく、もっと広い範囲に及ぶということです。任天堂のゲームは、子供からお年寄りまで楽しむことができるのです。
また、任天堂は「ゼルダの伝説」「ポケモン」「マリオ」のような世界中に多くのファンがいる人気シリーズも多数持っています。
そしてSwitchは、これまでの多くの任天堂機と比較して、サードパーティのサポートが充実しています。スーパーファミコン以来の最高のサードパーティコンソールであると言えるかもしれません。
