
NEXT INNOVAITION株式会社は2月11日、Anthropicの最新モデル「Claude Opus 4.6」の公開を機に、プログラミング初心者でもChrome拡張機能を最短10分で自作するための実務向けスターターキットを無料公開しました。
AIで「作る」から「使える」へ 現場主導の自動化が成果を生む
生成AIの進化により、コード生成のハードルは大幅に低下しています。とくにClaude Opus 4.6は、コーディングやデバッグなど開発タスクの強化を掲げており、より長いタスクの遂行や大きなコードベースでの信頼性向上も示されています。
一方で現場では「便利そう」で止まるケースが少なくないと、同社は指摘しています。理由は「何を作れば成果に繋がるか」と「どう運用に入れるか」が抜け落ちるからだということです。
同社は、AI活用の入口を「学習」ではなく「小さく作って、すぐ現場で使ってみる」に置きました。Chrome拡張は、時間のかかる業務(コピペ、入力、整形、チェック、転記など)をピンポイントで削減できるため、改善効果が見えやすく、継続しやすいのが特徴です。
スターターキットの構成 迷わない「実装の型」をセット配布

このキットでは、Chrome拡張を「とりあえず作る」のではなく、現場で回る状態に寄せるため、以下を一式で提供しています。
- 最短10分で着手するための作成手順(詰まりポイントも明記)
- Claudeにそのまま投げられる「コピペ用プロンプト」(初回生成→修正→改善の指示まで)
- 拡張のひな形(構成テンプレ):最低限のファイル構成・設定の考え方
- 「現場投入」のチェック観点:誤作動、権限、入力データ、運用ルール、更新方法
- 代表的ユースケース例(業務改善に直結しやすいものを厳選)
同社は「このキットは高度な開発力を誇るためのものではなく、AIを使って実務改善の一歩目を踏み出すための導線として設計しています」とコメントしています。
現場で効果が出やすいChrome拡張の活用例
同社が紹介している代表的なユースケースは以下の通りです。
- 定型文の自動挿入(営業メール/問い合わせ返信/採用連絡 など)
- Webページ上の情報を抽出して整形(リスト化→スプレッドシート転記の前処理)
- 文章のトーン調整・校正(社内基準に合わせた表現揺れの統一)
- フォーム入力支援(必須項目チェック、テンプレ入力、ミス防止)
- 「チェック観点」の強制(公開前に必ず確認する項目をポップアップ表示)

「現場で回る」を前提とした設計思想
同社は一貫して「現場で使えなきゃ意味がない」という考え方を重視しているとのことです。AIで一瞬に作れても、現場のフローに入らず、更新されず、属人化すれば成果は出ないということです。
このキットは、作成そのものよりも、業務に入れるための設計・検証・運用に比重を置いているとのこと。同社代表取締役の黒山結音さんは「AIで『すごいもの』を作るより先に、現場の摩擦を1つ消す方が、結果的に売上や生産性に直結します。作って、動かして、直して、業務で使う。このループを回せる会社だけが、AIを『道具』として定着させられます」とコメントしています。
スターターキットの受け取り方法
このキットは以下のページから無料でダウンロードできます。
- Claude Chrome拡張スターターキット:https://ai-advisors.jp/media/ai-development/claude-chrome/
