【高校野球】選抜初優勝の山梨学院の頂点までの道のり!

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数々の強豪校を破り、選抜高校野球で初めて頂点に輝いた山梨学院高校。山梨県は、春夏通じて甲子園大会での優勝経験がなく、山梨学院高校も今まで甲子園で2勝しかできていませんでした。ですが、今大会快進撃を見せ、初優勝。そこで今回は、山梨学院高校の選抜大会での勝ち上がりと強さの秘訣について解説していきます。

目次

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選抜大会での戦い

山梨学院は、一回戦に宮城県の東北高校と対戦。エース林謙吾投手の好投と打線がうまく機能し3vs1で勝利。2回戦は、富山県の氷見高校と対戦。初回先制点を許すも、その後は得点を許さないピッチングとコンスタントに得点を奪い、4vs1で勝利。3回戦は、山口県の光高校と対戦。2回に先制点を奪われるも、直後に同点に追いつき、その後5回・6回・7回と2点ずつ奪い7vs1で勝利。準々決勝は、栃木県の作新学院高校と対戦。この試合は、打線が爆発し、1イニングで7点を記録するなど、合計12得点を奪い12vs3で勝利。
準決勝は、広島県の広陵高校と対戦。初回に、1点を奪われるも、2回に同点に追いつき、その後はスコアが動かず1vs1。山梨学院高校が9回に5点奪い、6vs1で勝利。決勝戦は、兵庫県の報徳学園高校と対戦。4回に2点を先制されるも、5回に7点を奪い逆転。このままリードを維持し、7vs3で勝利し、優勝を決めました。

エースの好投

今大会の、山梨学院の優勝の立役者であるエースの林謙吾投手。全試合に先発し、696球の好投を見せてくれました。決勝戦は、連戦の為、160球の球数制限がある中で、118球で完投し、チームの勝利に貢献するピッチングを披露。そんな、林謙吾投手は、球速は140キロ台とそこまで豪速球を投げるピッチャーではありませんが、制球ミスしないのが特徴です。また、昨秋の大会で直球を打たれ込まれた経験から、キレや強みのある直球を投げられるように、冬に走り込みやシャドーピッチングに取り組み、甲子園に挑戦。その結果、キレのある直球で強豪校の相手打者を打ち取ることができ、優勝投手へと成長していきました。

監督の采配

山梨学院の吉田監督は、2013年から監督に就任。山梨県大会や関東大会で結果を残し、春夏通じて9度甲子園に出場するも、全国の舞台ではなかなか勝ち星に恵まれませんでした。ですが、今大会は決勝まで含め6連勝。その理由は、エースにマウンドを託したことと選手がのびのびとプレーできるベンチの雰囲気を作れたことです。吉田監督は、この10年間勝つために必死すぎて、甲子園は生徒の楽しむ場所という感覚を忘れていたそうですが、対戦相手のベンチを見て、10年ぶりに思い出したとのこと。それ以降は、選手に声を変える時は常に笑顔を心がけ、選手が思いっきりプレーできる環境をつくりました。
その結果、エースの林謙吾投手が監督の期待に応えるピッチングや、負けていても逆転できるバッティングの繋がりなど、勝利に結びつくプレーが増えたのだと思います。監督でいる以上、結果が求められますが、まずは選手が萎縮せずに伸び伸びとプレーできる環境や、選手の能力や気持ちを信じてグラウンドに送り出す采配が、優勝するには必要なのかもしれません。

夏の選手権大会に向けて

山梨学院は、選抜大会終了後、林謙吾投手と高橋海翔選手の2名がU-18日本代表候補合宿に選出されました。この2名の選手がレベルの高い舞台を経験することで、練習に対する取り組み方に変化が出て、山梨学院高校にいい影響を与えてくれると思います。一方で、夏の大会に向けて、投手育成が必須です。今大会は、エースの林謙吾投手が6試合中4試合を完投。ですが、夏の大会は、今までとは違い、暑さとの戦いも鍵を握ります。その中での試合は、スタミナの減り方や疲れの抜け具合がキーポイント。今までの試合と大きく変わる為、投手の継投やどのピッチャーを先発投手にするかの采配で、勝敗が大きく分かれます。ですので、山梨学院は「エース林謙吾投手以外にも、安心してマウンドを任せられる投手を育てる」ことがクリアできれば、チームの選手層に厚みが増し、より脅威なチームに進化します。
他にも、チャンスで確実に点を取るバッティングや、1番・2番打者の出塁率などを上げていくことが、勝負を大きく分けるポイントです。投手力と打撃力の、両方の力が高まった時には、甲子園出場だけではなく、春夏連覇見えてくるかもしれません。今後の、公式戦でどんな戦いを見せてくれるか楽しみです。

まとめ

山梨県勢初の春夏連覇を目指す山梨学院高校。選抜では、先制点を許しても、慌てずにすぐに逆転できる力とエース林謙吾投手の成長により優勝を勝ち取ったチームです。夏の大会での甲子園出場に向けて、ここからの、練習や他校との練習試合で、投手力や打撃力の底上げが必要になります。春の選抜大会で培った経験や技術を活かし、夏の甲子園出場だけではなく、山梨県勢初の優勝を目指して頑張って欲しいです。

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