新型iPhoneは「30代サラリーマンの月収超え」
今年登場する見込みの新型「iPhone 15」シリーズについて、値上がりのうわさが複数登場しています。
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次世代「iPhone 15」大幅値上げの理由
台湾の大手メディア「經濟日報」が先日、次世代「iPhone 15」シリーズの価格に関する噂を報じました。
iPhone 15の最上位機種は9万になると噂されている
Appleの新しいiPhone 15シリーズの価格は、現行のiPhone 14の上位モデルより48%高い20,000人民元(約90,000台湾ドル)で、史上最も高価なiPhoneとなります。
新機種が本当に「空前の」価格になれば、鴻海、ダリット、于京広などの協力会社の値下げ圧力も緩和され、粗利益率が比較的支持されると市場は予想しています。
— 出典:經濟日報(udn.com)
「iPhone 15 Pro Max」については大きなアップグレードがいくつもリークされており、これが事実であれば値上げされてもおかしくはありません。以前には「チタンフレーム採用」「初のペリスコープレンズ搭載」「2つのインカメラ搭載」などとリークされていました。
とはいえ、20,000元を現在のレートで日本円換算すると、約39万円というとんでもない価格。参考までに、日本の30代サラリーマンの平均月収は約36万円です。同メディアが共有した情報を見る限り、この価格は「iPhone 15 Pro Max」の最上位構成を指しているようですが、前モデルの「iPhone 14 Pro Max」の最上位構成ですら約24万円だったことを考えると、やはりかなりの値上げといえるでしょう。
このレポートでは、「iPhone 15 Pro Max」が2TBストレージモデルを登場させる可能性についても言及しており、これがこの大幅な価格上昇の理由となっている可能性もあります。大半のユーザーにとってこれほどのストレージ容量は不必要でしょうし、実際にはもう少し安く手に入れられるはずです。
「iPhone 15」の値上げを示すリークは他にも浮上しています。以前に経済誌「Forbes」が共有したリークでは、「iPhone 15 Ultra(Pro Max)」の価格は200ドル(約2.7万円)値上げされることが示唆されていました。
Appleの2023年のiPhone 15 Ultraの価格は1300ドルからになるかもしれない。
現在LeaksAppleProは、iPhone 15 Ultraの開始価格は1299ドルと高く、iPhone 14 Pro Maxの200ドル増となり、iPhone史上最大の単一世代ジャンプとなるとしています。
— 出典:Forbes
テックメディア「wccftech」は今回のウワサについて、スマートフォンの部品を含め、部品の製造コストが上昇していると指摘。さらに、次世代「A17 Bionic」をTSMCの3nmプロセスで開発することにコストがかかっていることも取り上げています。
また、Appleは今年後半にProの両モデルで0.06インチ(約1.5mm)の極薄ベゼルを導入するとされており、これを達成するためにも追加のコストがかかるようです。とはいえ、40万円近くなるというウワサは流石に過剰すぎる気もしますが、最高のiPhoneを購入したい方は、念のためすぐに貯金を始めたほうがよいかもしれません。
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