楽天モバイルが山手線全30駅で通信速度調査 新宿0.24Mbps・高田馬場249Mbpsで速度差は最大1,000倍超!

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楽天モバイル通信速度調査、山手線全30駅での測定結果を示すメインビジュアル

 株式会社ALL CONNECTは1月19日、JR山手線の全30駅にて楽天モバイルの通信速度実態調査を実施したと発表しました。

目次

調査概要

 調査は2025年12月に朝8時から9時の通勤ラッシュ時に実施され、iPhone 15を使用して楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」の下り・上り速度を各駅ホームで計測しました。

楽天モバイルの通信速度をiPhoneで測定している様子、東京駅など複数駅の画面

調査結果サマリー

 調査結果として、下り平均速度は48.7Mbpsで日常利用に十分な速度となっています。下り最高速度は高田馬場駅で249Mbps、下り最低速度は新宿駅で0.24Mbpsを記録しました。上り平均速度は22.8Mbpsで、駅による速度差は最大1,037倍に達しています。

山手線全30駅の速度ランキング

楽天モバイルの山手線全30駅における下り・上り通信速度の棒グラフ

最速駅TOP5

楽天モバイル通信速度の高速駅TOP5(高田馬場、鶯谷、巣鴨、五反田、駒込)を示すグラフ

1位:高田馬場駅(下り249Mbps)

 地上ホームで見通しが良く、利用者が比較的少ない駅です。4K動画のストリーミングも余裕でこなせる速度となっています。

2位:鶯谷駅(下り228Mbps)

 利用者数が少なめで、地上ホームの環境が高速通信を実現しています。

3位:巣鴨駅(下り183Mbps)

 地上ホームで見通しが良好な駅です。

4位:五反田駅(下り139Mbps)

 地上ホームで電波が届きやすい環境となっています。

5位:駒込駅(下り129Mbps)

 地上ホームで安定した高速通信が実現しています。

最遅駅WORST5

楽天モバイル通信速度の低速駅WORST5(新宿、田端、大塚、上野、原宿)を示すグラフ

30位:新宿駅(下り0.24Mbps)

 日本最大のターミナル駅で、1日約350万人が利用します。朝8時台の通勤ラッシュ時に電波の「渋滞」がピークに達していたと考えられます。

29位:田端駅(下り0.38Mbps)

 駅構造が複雑で電波が届きにくい環境です。

28位:大塚駅(下り0.87Mbps)

 ホームが狭く、基地局からの電波が届きにくい状況となっています。

27位:上野駅(下り2.17Mbps)

 地下ホームを含む複雑な構造で、電波環境が厳しくなっています。

26位:原宿駅(下り2.76Mbps)

 周囲にビルが多く、電波が遮蔽されやすい環境です。

速度差が生まれる3つの要因

楽天モバイルの通信速度を左右する「駅構造」「利用者数」「基地局整備」の3つの要因を図解

【要因1】駅構造と電波の届きやすさ

 地上ホームで周囲に遮蔽物が少ない駅は高速、複雑な構造の駅は低速だったことが明らかになりました。高田馬場・鶯谷・巣鴨などの地上ホーム駅では100Mbps超を記録し、周囲に遮蔽物が少なく基地局からの電波が届きやすくなっています。

 一方、新宿や原宿など周囲を高層ビルに囲まれた駅では、駅構造が複雑で電波が反射・干渉しやすくなっており、低速になる傾向が見られました。

【要因2】利用者数と電波の「渋滞」

 利用者数が多い駅ほど低速になる傾向があります。新宿駅は1日約350万人が利用する世界最多のターミナル駅で、朝8時台の通勤ラッシュ時に電波の「渋滞」がピークに達していました。

 池袋駅は1日約270万人で下り6.11Mbps、渋谷駅は約230万人で下り80.9Mbpsと、渋谷駅は例外的に高速でした。これは再開発による駅構造の変化や、楽天モバイルの基地局配置が影響している可能性があります。

【要因3】楽天モバイルの基地局整備状況

 楽天モバイルは2020年にサービスを開始した後発キャリアであり、地下駅や複雑な構造の駅では基地局整備が追いついていない可能性があります。2024年からプラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始しており、屋内や地下でも電波が届きやすい特性があるため、今後新宿駅などの主要ターミナルでも改善が期待されます。

主要ターミナル駅の比較

楽天モバイル主要ターミナル6駅(渋谷、東京、池袋、品川、上野、新宿)の下り速度比較グラフ

 主要ターミナル駅の速度を比較すると、渋谷駅は下り80.9Mbpsで高速、東京駅は下り11.5Mbpsでやや遅い、池袋駅は下り6.11Mbpsで遅い(上り0Mbps)、品川駅は下り4.32Mbpsで遅い、上野駅は下り2.17Mbpsで遅い、新宿駅は下り0.24Mbpsで最も遅いという結果になりました。

UQモバイルとの比較

楽天モバイルとUQモバイルの下り通信速度を平均、最高、最低で比較したグラフ

 楽天モバイルはUQモバイルと比較して平均速度(下りダウンロード速度)が約2倍となっています。楽天モバイルの下り平均は48.7Mbps、UQモバイルは25.6Mbpsで、楽天が約1.9倍速い結果です。

 しかし楽天モバイルは駅によるバラつきが大きく、下り最高速度は楽天249Mbps対UQ59.2Mbpsで楽天が約4.2倍速い一方、下り最低速度は楽天0.24Mbps対UQ10.6Mbpsで、UQが約44倍安定しています。

 楽天モバイルは「当たり」の駅では超高速ですが、「外れ」の駅ではほぼ繋がらない状態になります。UQモバイルはどの駅でも10Mbps以上の安定感があるとのことです。

調査担当者コメント

 調査担当者の荒木孝博氏は、同一キャリア内で最大1,000倍超の速度差が発生した点が最も特徴的だとコメントしています。これはキャリア間の性能差というより、駅構造・周囲のビル環境・混雑密度といった物理環境が通信性能を支配していることを示しているとのことです。

 とくに新宿駅では下り0.24Mbpsという結果でしたが、1日約350万人が利用する世界最大のターミナル駅であり、朝8時台の通勤ラッシュ時に電波の「渋滞」がピークに達していたためと考えられます。一方、高田馬場駅では249Mbpsと光回線並みの速度を記録しており、駅環境による差が顕著に表れたとしています。

 700MHz帯(プラチナバンド)の運用が本格化すれば、新宿駅のような複雑な構造の駅でも通信品質が大きく改善される可能性が高いと見ているとのことです。

よくある質問

楽天モバイルの通信速度が駅環境で最大1,000倍の差があることを示すグラフ

Q:楽天モバイルで最も速度が速かった駅は?

 高田馬場駅で下り249Mbpsを記録しました。4K動画のストリーミングも余裕でこなせる速度です。

Q:楽天モバイルで最も速度が遅かった駅は?

 新宿駅で下り0.24Mbpsを記録しました。Webページの読み込みすら困難なレベルです。

Q:新宿駅でなぜ0.24Mbpsと遅かったのか?

 1日約350万人が利用する世界最大のターミナル駅であり、朝8時台は電波の「渋滞」がピークに達していたためです。また、周囲を高層ビルに囲まれ、楽天モバイルの基地局整備が追いついていない可能性もあります。

Q:楽天モバイルとUQモバイルはどちらが速い?

 平均速度は楽天モバイル(48.7Mbps)がUQモバイル(25.6Mbps)の約2倍です。ただし楽天は駅によるバラつきが大きく、最低速度はUQ(10.6Mbps)の方が44倍安定しています。

Q:楽天モバイルは朝の通勤時間帯でも使える?

 駅によって異なります。高田馬場・鶯谷・巣鴨などでは100Mbps超で快適ですが、新宿・池袋・上野などでは10Mbps以下と厳しい状況です。

Q:渋谷駅はなぜ高速だったのか?

 渋谷駅は現在進行中の大規模再開発により駅構造が変化し、電波環境が改善された可能性があります。

Q:楽天モバイルを契約する前に確認すべきことは?

 よく使う駅・エリアでの電波状況を事前に確認することが重要です。楽天モバイルショップでお試しできる場合もあります。

Q:楽天モバイルの速度は今後改善される?

 2024年からプラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始しており、屋内や地下での電波改善が期待されます。

まとめ

 楽天モバイルは平均速度48.7Mbpsと日常利用に十分ですが、駅による速度差(下りダウンロード速度)が最大1,000倍超と極めて大きく、「当たり外れ」があることが明らかになりました。

 1,000万回線を突破し、ますます存在感を増す楽天モバイル。「データ無制限」「楽天ポイント還元」は大きな魅力ですが、通信速度は駅によって大きく異なります。契約を検討する際は、自分の生活圏での電波状況を事前に確認することをおすすめします。

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