7月2日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナー週刊御意見番に元プロ野球選手であり野球評論家の福留孝介さんが生出演しました！ 福留さんはこの番組内で、現在絶好調のバッティングを見せている大谷翔平選手について「ホームラン数が伸び悩む」とコメントしています。なぜ福留さんはそのような予想を立てたのでしょうか？ 6月の大谷選手の活躍を振り返りながらご紹介していきます！
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目次
- 1. 福留孝介さんてどんな人？
- 2. 月間最多本塁打記録！
- 2.1. 6月半ばも記録を伸ばし……。
- 2.2. 後半もホームランを量産し記録達成！
- 3. サンデーモーニングでの一幕
- 3.1. しかし懸念点も……。
- 4. 懸念点を吹き飛ばせ！
福留孝介さんてどんな人？
まずは福留さんがどんな人かをご紹介します！ ふくどめこうすけ、46歳。元プロ野球選手であり、現在は野球評論家や野球解説者として多方面で活躍しています。現役時代は中日ドラゴンズからプロ生活をスタートし、シカゴ・カブス、クリーブランド・インディアンス、シカゴ・ホワイトソックスとメジャー3球団を渡り歩き再び日本へ。阪神タイガースでプレーし、最後に中日ドラゴンズへ復帰という形で入団後引退となりました。
国際大会にも出場しており、1996年のオリンピックでは銀メダル、2004年は銅メダル獲得メンバーです。更に2006年、2009年のWBC優勝メンバーの1人であり、WBC第1回大会の準決勝での決勝2ランホームランは野球ファンの間では忘れられない記憶となっています！
日米通算2450安打を記録した福留さんは、まさに日本野球界のレジェンドと呼ぶにふさわしい人物です！
月間最多本塁打記録！
6月に日本人選手MLB月間最多本塁打記録である15本をマークした大谷選手！ その15本のホームランを振り返っていきます！ まず6月1本目、2本目のホームランを打ったのは1日、ホワイトソックスとの試合でした。3回表に初球を打っての2ランホームラン、そして4回表にも2ランホームランを放っています。
3本目は7日のカブス戦。4回裏にソロホームランを記録しています。4本目は10日のマリナーズ戦。3回裏に初球を打っての2ランホームランを放っています。
6月半ばも記録を伸ばし……。
6月5本目のホームランは11日のマリナーズとの試合での1発でした！ 3回裏に2球目を打っての2ランホームラン。この試合でのエンゼルスの得点はこの2点だけでした。6本目、7本目は同じ試合で記録。13日に行われたレンジャーズとの試合でした。7回表にソロホームラン、延長12回に2ランホームランを放ち勝利に貢献しています！
8本目は同じくレンジャーズとの15日の試合。9回表に2ランホームランを打っています。更に16日のレンジャーズとの試合でもホームランを放ち、6月9本目を記録。10本目は18日のロイヤルズ戦での一振り。7回表に初球を打ってソロホームラン。同じくロイヤルズとの19日の試合で11本目をマークします。
後半もホームランを量産し記録達成！
6月後半に入っても大谷選手の勢いは止まりません！ 6月12本目のホームランとなったのは、24日のロッキーズとの試合での1発。5回表にソロホームランを記録しました。13本目は27日のホワイトソックス戦。4回裏にソロホームランを放ちます。
14本目、そして記録となった15本目のホームランもホワイトソックスとの28日の試合でした！ 共にソロホームランで、1回と7回に記録。15本目をマークした時点で大谷選手は、日本人選手MLB月間最多本塁打記録保持者となりました！ 更に30日のホワイトソックス戦でもホームランを放ち、月間本塁打数を16に伸ばしています！
サンデーモーニングでの一幕
またしても大記録を打ち立てた大谷選手について、サンデーモーニングのスポーツコーナーでコメントを求められた福留さんは「今は何でも打てると思っていると思う」「振ったところにボールが来ているような感じ」「表現のしようが難しい」と話しています。
同じく野球評論家の上原浩治さんも生出演し「笑うしかないですね」とコメント。司会の関口宏さんも「もう表現のしようがない」「すごいなんてもんじゃない」と驚きを隠せない様子でした。
しかし懸念点も……。
更に関口さんからの質問に対し福留さんは、自身の経験談を踏まえ大谷選手の心境を推測しています。「こういう時は何をしても打てると思っている」「何を投げられても大丈夫だという気持ちで打席に立っていると思う」「これは楽しいと思う」と笑顔でコメント。更に好調時と不調時の違いを身振りを加えて解説するなど、日本野球界のレジェンドとして大谷選手を細かく分析していました。
その話の中で、福留さんは大谷選手のホームラン数が今後伸び悩むと予想。その理由を次のように答えています。「大谷選手の後ろの打順のトラウト選手の調子が最近良くないので、勝負されなくなる可能性がある」「勝負してくれなくなるとホームラン数が伸び悩む時が来るかもしれない」。
※トラウト選手は現在怪我により離脱中
懸念点を吹き飛ばせ！
日本野球界のレジェンドだからこそ説得力のある解説が魅力の福留さんですが、今回ばかりはその予想が外れてほしいですね！ きっと我らが大谷選手ならそんな懸念点をも吹き飛ばして、今後もホームランを量産してくれるのではないかと思います！ 常識では計り知れない活躍を見せてくれる大谷選手の底力に期待しましょう！
加えて怪我で離脱してしまった、トラウト選手の早期復帰にも期待です！
