ここ数年で女性の婚活アプリの利用者が増加し、プロフィール写真からの身バレや写真の悪用、個人情報の特定など様々なリスクもついて回るようになりました。
そのため、婚活アプリを使ってみたいけどプロフィール写真の掲載が不安な方も多いのではないでしょうか。
写真の悪用は内容も様々ですが、少しの意識で悪用を防ぎ安全に利用することができます。
そこで今回は、身バレや悪用を防ぎ、安心して婚活を進めていける方法をご紹介します。
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マッチングアプリの写真を悪用される事例について
婚活アプリでのプロフィール写真はどのように悪用されるのでしょうか?
質の高い婚活アプリであるほどリスクは低くなりますが、インターネット上に写真を掲載した時点で絶対に大丈夫と言い切れません。
この記事では、婚活アプリを安全に使うために、被害に遭いやすい事例と対策についてご紹介します。
- 婚活アプリにも写真悪用のリスクがある
- ポイントを抑えることで悪用を回避できる
- 婚活アプリの中でも「ゼクシィ縁結び」は、リクルートがプロデュースしており、個人情報を不用意に明かさずデートのセッティングまでが可能。

- 運営会社:株式会社リクルート
- 会員の6割以上が「2年以内に結婚したい」という結婚願望あり
- 累計会員数140万人以上
- 20代30代の登録者も多く、広い世代で利用できる
- 平均6ヶ月でパートナーが見つかっている
- 24時間365日パトロール体制があり、安心
- 結婚コンシェルジュがある
- 忙しい方にはありがたいデート調整代行サービスあり
- 婚活成功保証プランがあるなど、結婚サポートが充実
会員数 | 年齢層 | 目的 |
140万人以上 | 20代後半〜40代 | 婚活 |
月額料金 | ||
4,378円/月〜 |
プロフィール写真に悪用した「なりすまし」
婚活アプリ、マッチングアプリでも、よくある悪用の事例は、自分の写真をそのままプロフィール写真として使われてしまうケースです。
なりすましとも言われますが、特に顔がはっきりと写った美人な女性や爽やかな男性は出会い系アプリやSNSでの集客目的として無断転載されてしまうことが多いです。
イケメンや美女のアイコンを使ったSNSアカウントで副業で稼いでいる様子をみせて、詐欺まがいの情報商材を売り付けるなどの被害も珍しくありません。
また、露出の多い服装での写真などは「アダルトコンテンツに無断転載されてしまった」というケースも実際に存在します。
顔が映っていたら身バレして、アダルトコンテンツに出演していると勘違いされてしまうことも考えられますので、顔がはっきりと写っていて肌の露出が多い写真の掲載は控えておくのが無難です。
SNSなどで晒される
婚活アプリをしていると、相手からの誘いを断ったり通報、ブロックした際に逆恨みされてSNSなどで晒されてしまったというケースもあるようです。
やり取りしている相手の人柄は分かりませんから、お断りするときには逆恨みされないように上手にお断りする方法を知っておくことも自分を守るひとつの手段ですし、普段から安全なアプリを利用することも大切です。
また、リアルでの知り合いや同性からの嫌がらせなどで、同じようにSNSなどで晒されてしまうことも珍しくありません。
身バレするような写真は使わないようにすることでもリスクの軽減が図れます。
大手企業のリクルートがプロデュースしている婚活アプリ、「ゼクシィ縁結び」は、匿名表示で進めることができるので、個人情報を不用意に明かさずデートのセッティングまでが可能。
やりとりの中で写真の悪用を防ぎたい方には、おすすめの婚活アプリです。
個人情報の流出のリスク
顔写真をグーグルで画像検索をかければ、同じ画像がすぐに検出されてしまいます。
そのため、SNSと同じ写真を使っていればアカウントの特定も簡単に行えるのです。
プライベートアカウントだった場合には、居住地や友達の情報からたどっていけば個人を特定できる可能性も考えられるため、気をつけられることをまとめました。
- SNSなどで掲載した写真と同じものは一枚も使わない
- 顔がはっきりとわかる写真と個人情報は一緒に掲載しない
- 場所が特定できるような背景の画像を選ばない
上記の点に注意するだけでも、個人情報流出のリスクは大幅に減らすことができます。
写真を悪用されてしまったときの対処法
婚活アプリだけでなく、SNSでもブログでもインターネット上に写真を掲載すれば、写真が悪用されるリスクを伴います。
万が一悪用されたときに困らないよう、すぐにできる対処法を3つご紹介します。
対象のサービスの管理者に削除要請をする
まずは、写真が悪用されたアプリやサイトなどの管理者に相談しましょう。
投稿者に直接削除依頼をすることもできますが、無断で転載していますから常識のある人ではない可能性も高くトラブルに発展してしまうことも考えられます。
ほとんどのアプリやサイトでお問い合わせ窓口が設置されていますので、まずは管理者や管理窓口への相談がベターです。
対象のアカウントで写真が無断掲載されていること、その後の被害等あればその旨を伝え、アカウントを削除するよう要請します。
また、その後の対応についても必要なことがあれば、確認しておくと良いでしょう。
運営歴20年以上の老舗婚活アプリである「ユーブライド」は専任スタッフが悪質な勧誘目的のユーザーが紛れ込まないよう、24時間体制で会員審査と監視業務をしています。
管理体制の面でいうと、安心できる婚活アプリです。
法務省のインターネット人権相談受付窓口に相談する
法務省では、様々な人権問題による相談窓口が設置されています。
インターネット上での誹謗中傷やいじめなどが対象ですが、個人の写真の流用も犯罪につながる恐れがあるため、このような窓口での相談も有効です。
個人情報と状況をメールで相談することで、数日後に最寄りの法務局からメールや電話での返信がきます。
確認漏れのないよう、確認しておきたいことをまとめておきましょう。
警察のサイバー犯罪窓口へ相談する
インターネット上で、個人を特定できる人物の写真を悪用することは肖像権の侵害や著作権の侵害にあたる可能性もゼロではありません。
各都道府県に設置されているサイバー犯罪窓口では、インターネットを悪用した犯罪について相談できます。
インターネット上の写真をもとに金銭を要求されるなどの犯罪行為があれば、すぐに警察に相談しましょう。
プロフィール写真を悪用されないための対策
婚活アプリでの写真を悪用されないためには、対策が必要です。
- 顔写真を使わない
- 顔写真がなくても登録できる婚活アプリを利用する
- 信用できる相手にだけ顔写真を送る
この3つを上手に使って自分を守っていきましょう。
はっきりとわかる顔写真を使わない
はっきりと顔が分かる写真を使わないと、マッチングの確立が下がるので、不安になるかもしれません。
しかし、顔がはっきりとは分からない写真を使うことで写真の悪用を防ぐことができます。
顔全体が映らなくても、個人を特定されない程度にスタンプで顔を隠したり、露出の高い服装を控えたりすることで、悪用リスクは激減します。
顔写真を使わずにプロフィールを充実させる方法についても、後半に記述しているので、参考にしてください。
顔写真がなくても登録できる婚活アプリを利用する
悪用だけでなく、身バレにも抵抗のある方も多いのではないでしょうか?
婚活アプリでは、顔写真がなくても登録ができるアプリやはじめから顔写真を登録しないアプリもあるので、そのようなアプリを使って婚活を進めていくのも一つの選択肢です。
ゼクシィ縁結びでは、顔写真の登録が不要で、トラブル防止のためにデート成立まで匿名でのやりとりも可能となっています。
大企業であるリクルートが運営している点も、安心の要素になるでしょう。
信頼できる相手にだけ顔写真を送る
婚活アプリでのやり取りでは、数回のやり取りで顔写真を送ってほしいと要望されることも少なくありません。
しかし、個別で写真を送ったらすぐにブロックされたり退会されたりというケースも、残念ながら数多く実在します。
言われるがままに送ってしまうことで悪用のリスクも考えられるため、信頼関係ができるまでは写真を送らないようにしたいですね。
婚活アプリで顔写真なしでもマッチングができるテクニック
婚活アプリで顔写真のないプロフィールは、なかなか異性からの反応を得ることが難しいためマッチングには向きません。
顔写真以外にできるテクニックを使って、マッチングの確立を大幅に上げていきましょう!
雰囲気の伝わる写真を複数使う
顔写真を出さないからといって、写真をゼロにしてしまうのは非常にもったいないです。
個人を特定できない対策はしても、プロフィール写真はあなたの人となりが伝わるような「あなただけ」の写真を盛り込みましょう。
- 目元だけ、口元だけなど、顔の一部だけ見せる
- 顔の一部を手で隠す
- 斜め後ろからの写真
- 遠目であなたの雰囲気が伝わる写真
- ペットや趣味など、共通しそうな「好きなもの」の写真
このように、選ぶ写真だけでも個人が特定されるリスクを軽減しながらも「あなたらしさ」を伝えられるような写真を選ぶことが大切です。
プロフィールを充実させる
はっきりと顔が分からないため、マッチングのハードルは上がってしまいますが、そこをグッと身近に感じさせるようなプロフィールを準備しておきましょう。
居住地や出身校、職場など個人の特定が出来そうな情報などは載せずに、あなたの好きなことや大切にしたいもの、彼ができた時のイメージなどで埋めていくのがテクニック!
身バレせずに同じ趣味や感覚の相手とマッチする確率があがりますよ!
- 大まかな居住地
- 勤務先ではなく業種・職種
- 趣味について
- 性格について
- 恋人ができたら一緒に楽しみたいこと
- デートで行きたい場所
ここでひとつ注意したいのが、ブログやSNSなどをやっていても、アカウントが特定される情報は載せないこと。
婚活アプリのプロフィールから、SNSのアカウントを特定されてしまうことも考えられます。
特にSNSではリアルな世界とのつながりもあり、個人を特定しやすいため注意が必要です。
自己紹介文で「○○歳までに結婚したい」「子供は何人欲しい」など必死な感じが出てしまうと警戒されてしまうため、そのような内容は控えておくのがベターです。
顔写真でコンプレクスを隠すコツを紹介
プロフィールに顔写真を載せたくない人の中には「顔のコンプレックスを見せたくない」という方は多いですよね。
しかし、写真の撮り方によっては、違和感なくコンプレックスを隠すことができます。
顔写真が合った方が男性からも注目されやすいため、ぜひあなたが気にしている部分をカバーできるテクニックを見ていきましょう。
顔の大きさを隠したい
「顔が大きい」というコンプレックスを抱えている方は、以下の方法で写真を撮りましょう。
- つばの大きな帽子をかぶる
- 顔の周りに手を添える
- 顔の一部をコップなどで隠す
- 大きめのアクセサリーをつける
顔写真を撮るときは、顔の大きさが特定できるものは近くに置かないようにしましょう。
例えば、iPhone13miniが顔の近くにあると、プロフィール画像をみた人でもiPhone13miniの大きさを調べられるため、顔の大きさを予測しやすいです。
顔の近くに写す物は、手やアクセサリー、帽子などの、大きさがわかりにくいものを選びましょう。
肌の荒れを隠したい
肌に自信がない方は、以下の点を意識して写真を撮りましょう。
- 美肌アプリで適度に加工する
- 自然光が当たる明るい場所で撮る
- 白い服を着て光を反射させる
上記のとおり、なるべく明るい場所で撮影することが重要です。
また、美肌アプリで加工する際は、加工したかわからないくらい適度にしましょう。男性の中には、加工しているとわかった時点でプロフィールを見ることをやめてしまう人がいるからです。
なるべく自然に写るような工夫をしましょう。
体のラインを隠したい
女性の中には、顔だけではなく「体のラインが気になるから写真を載せたくない」という方もいますよね。
体や顎のラインが気になる方は、以下のことを意識して写真を撮りましょう。
- 二重顎にならないようにやや上から撮る
- 上半身や胸から上だけの写真を使う
- ワンピースや浴衣などの体型がわかりにくい服で撮る
- 木や物陰に体を半分隠した写真を撮る
極端に隠しすぎると違和感があるため、あくまでも自然な雰囲気がでるように写真を撮りましょう。
異性にウケるプロフィール写真を撮るポイント
「自分に自信はないけど、マッチングしなから顔写真を載せてみよう」という方は、以下で紹介するプロフィール写真の撮り方のコツを参考にしてみてください。
婚活アプリのプロフィール写真には、異性から好印象をもたれるための共通点があります。
その共通点をあなたの写真でも意識することで、マッチングできる確率は上がるでしょう。
それでは、以下で詳しくご紹介します。
自然な笑顔で写る
プロフィール写真には自然な笑顔で写っている写真を選びましょう。
自分の顔に自信がない方でも、一番あなたらしさが出る写真は笑顔だからです。
それに、もし婚活サイト内での注目度を集めることが目的なら、写真を加工する方が簡単です。
しかし、マッチングして実際に会ったときに、写真と現実が違いすぎると幻滅される可能性があります。
そのため、結婚を前提に相手を探している場合は、プロフィール写真のメインには笑顔の写真を入れることがおすすめです。
清潔感を出す
プロフィール写真には、なるべく清潔感のある写真を選ぶことがポイントです。
就職活動のときの面接と同じように、清潔感で第一印象は変わります。
写真に清潔感を出すためには、以下のことを意識しましょう。
- 明るめの服を着る
- 自然光が当たるように撮る
- 天気のいい日に外で撮る
写真を撮った後は、適度に明るさを調整しましょう。
また、メイクや髪型もナチュラルにまとめることがポイントです。アクセサリーやブランド品で飾りすぎたり、派手な柄の服装は悪い印象を与える可能性があります。
顔がハッキリわかるように写る
プロフィール写真では顔がハッキリ写っている写真を載せましょう。
顔を隠しているということは、結婚を考えている相手に対して隠し事をしているのと同じだからです。つまり、顔をハッキリ写しているだけで、ある程度の信頼感を相手に与えることができます。
また、たとえあなたが「顔に自信がない」と思っていても、顔のタイプには好みがあります。
あなたの顔をちゃんと好きになってくれる人に見てもらうためにも、顔がハッキリ写っている写真を撮りましょう。
安心できる婚活アプリを利用する
プロフィールや顔写真でのリスクを軽減することも大切ですが、安全にマッチングするためにはまず「安心できる婚活アプリ」を選ぶことも大切です。
Facebookとの連携で身バレしにくい「ペアーズ」
ペアーズでは、Facebookとリンクすることで、Facebookで友達になっている相手へはプロフィールが表示されなくなります。
そのため、身バレのリスクが非常に低く安心して利用することができます。
また、月額2,480円からの有料機能「プライベートモード」の設定もあり、マッチングした相手と自分がいいねした相手だけに公開することもできます。
非公開モードの「omiai」
omiaiでは非公開モードを無料で利用することができます。
非公開モードを設定することで、自分のプロフィールや顔写真・オンライン状況などが他のユーザーには見れないようになります。
マッチングした相手と自分がいいねした相手だけに公開されるため、他のユーザーからのアプローチもなくなります。
24時間365日、監視体制の「ゼクシィ縁結び」
ゼクシィ縁結びは大企業「リクルートグループ」の運営する婚活アプリです。
入会時の本人確認はもちろんのこと、メッセージのやり取りは男女とも有料会員になる必要があるため、悪用目的や業者などが入りにくいシステムといえます。
また、24時間の監視体制もととのっているため、違法行為などはすぐに対応できるのも安心できる理由です。
まとめ
婚活アプリでの写真掲載のリスクはゼロではありません。
写真の悪用被害にあわないためには、自分で自分を守ることが大切です。
- はっきりと顔の分かる写真は使わない
- 顔写真なしでも登録できるアプリを利用する
- 信頼できる相手にしか顔写真は送信しない
- 個人を特定できるような背景や情報を掲載しない
この4つを意識するだけでも写真の流出や身バレのリスクは大幅に軽減することができます。
万が一悪用の被害にあってしまった場合には、すぐに行動することがポイントです。
- サービスの管理者に削除要請をする
- 法務省のインターネット人権問題相談窓口に相談する
- 警察庁のサイバー犯罪窓口へ相談する
このように、相談できる場所があるという事を覚えておきましょう。
また、写真を悪用するような目的の会員の少ない、質の良い婚活アプリを選ぶこともお忘れなく!